今日(30日・水)は朝から琉球セメント安和桟橋へ向かった。大勢の人たちがゲート前で頑張っている。交通量が多いこともあって、やってきたダンプトラックは青信号で1台しか中に入れない。土砂の積込みは大幅に遅れているという。
午後2時頃、土砂運搬船がそろそろ出るかもしれないということで、カヌー16艇が漕ぎ出した。私も、「ブルーの船」に乗せてもらう。安和桟橋の海に出るのは初めてだ。
カヌーメンバーらは、土砂運搬船の前後に別れて抗議行動を開始した。海保のボート8隻が規制にあたるが、カヌーが桟橋の下に潜り込むと、海保のボートは中に入っていくことができない。
それでも、午後3時過ぎ、土砂運搬船がそろそろ出るのか、海保が一斉に海に飛び込み、カヌーを拘束し始めた。
数艇のカヌーが桟橋と土砂運搬船の間に入ったため、運搬船のロープを外せない。かなりの時間、膠着状態が続いた。
海保は、今日もカヌーのロープを切るため、ハサミを持ち出した。
(保が持ち出したハサミ)
結局、土砂運搬船が出たのは午後3時45分頃になった。ゲート前と海との連携で、今までで最も遅くまで出港を止めたこととなる。