チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

ボーリング調査の台船が移動、カヌー隊と船団が懸命の阻止行動

2015年06月10日 | 沖縄日記・辺野古

 10日(水)は、Sさんと「平和丸1号」でカヌー隊のサポートにあたった。他には「美ら海」「不屈」の2隻、カヌー隊は18艇が瀬嵩の浜から沖合のフロートを目指した。

 瀬嵩の浜から最も近いところに設置されていたスパッド台船が移動しようとしている。それに抗議しようと、カヌー隊のメンバーらは一斉にフロートを超えた。

(ゴムボートからジャンプしてカヌーを転覆させようとする海上保安官)

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(早朝のシュワブ基地ゲート前。今日は水曜日で議員団らが大勢集まっている。)

(馬の浮き袋をフロートの中に入れようとするが、海保が妨害。防衛局の船から、「カヌー隊と馬の皆さんはフロートの中に入らないでください」とアナウンス。なかなか冗談の分かる職員だ。)

 (カヌーを4重のフロートの上に乗せ、突入の準備)

 (そして一斉に突入! スパッド台船を目指すカヌー隊)

(泳いで台船を目指すメンバーも。先日は、こうして泳いでいるメンバーに海保のゴムボートが全速力でぶつかってきたのだ。)

 (船からカヌーに飛び乗り、中に入っていくメンバーも)

 こうしてフロート内に入ったカヌー隊のメンバーら15人は全員、拘束されてしまった。「平和丸1号」のマイクを使って「海保は、これ以上、ケガ人を出さないように! 拘束されたカヌー隊の皆さん、手荒な真似をされたらすぐに私たちに連絡してください!」と訴え続ける。

 それでも1人のカヌー隊のメンバーが、海保のゴムボートに無理やり引き上げられる際に負傷した。海保が救急車を呼び、彼女は汀間漁港から病院に搬送された。

 拘束されたカヌー隊のメンバーは、瀬嵩の浜近くでやっと解放された。ちょうど島ぐるみバスで来た大勢の人たちが、大声で海保に抗議した。

 結局、今日は午前中だけで2回にわたってフロートを超える抗議行動を続けた。合計33人ものメンバーが拘束された。

 上の写真は、沖合で進められている深場でのボーリング。

 昼前に、一番手前にあったスパッド台船はタグボートに引かれて次の地点に移動した。その場所は10ケ所目にあたる。今回のボーリング調査は12ケ所の予定なので、あと2ケ所で終わってしまう。防衛局は6月末までの工期に間に合わせようと必死のようだ。

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