チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

14日(土)の大浦湾、今日も海保の暴力でケガ人が出た!

2015年03月14日 | 沖縄日記・辺野古

  3月14日(土)、今日は「ラブ子」で大浦湾に出た。他は、「勝丸」「平和丸3号」、そして県会議員さん4名とマスコミ関係者らが乗った「美ら海」が出航。南の風が強く、大浦湾には外洋の大きなウネリがそのまま入り込んでいる。

 4隻の船団は、海上ボーリング調査が始まっている辺野古近くの航路入口付近で、辺野古の浜から来るカヌー隊を待つ。しかし、突然、海保による規制が始まった。4隻の船は皆、拘束され、瀬嵩の浜近くまで曳航される。なんとか解放され大急ぎで航路入口まで戻ると、ちょうどカヌー隊(17隻)が来たところだった。

 航路入口付近で抗議行動を続けるカヌー隊と船団。南の風が強く、海は荒れていた。

 (県会議員さんやメディア関係者が乗った「美ら海」にも海保が乗りこんできた。)

 海保のゴムボートが突っ込んできたため、「美ら海」の乗組員が足にケガをした。海保もさすがにまずいと思ったのか、「救急車を呼びましょうか?」とオタオタしている。彼女の足は大きく腫れあがっていた。また、県会議員さんの1人が、海保に突き飛ばされて頭を打ったという。

 (突然、海保の「海猿」たちが一斉に海に飛び込み、カヌー隊の拘束を始めた。)

 カヌーを転覆させ、海の中でカヌー隊メンバーらを拘束する「海猿」たち。結局、カヌー隊は17隻全員が拘束されてしまった。

 (「勝丸」を拘束しようとする海保のゴムボート)

 (「ラブ子」にも突然、「海猿」たちがドヤドヤと乗り込んできた。)

 (そのまま「ラブ子」を拘束し、瀬嵩の浜近くまで曳航する海保の「海猿」たち。) 

 やっと解放され、航路入口付近まで戻った。ところが、海保のGB17というゴムボートが執拗に「ラブ子」に向かってくる。そして、年配の職員(写真左・彼は「海猿」ではない。)が、ムキになってポートフック(カギのついた棒)を振り回し、「ラブ子」を拘束しようとする。他のゴムボートはこんなに強引な規制を行っていないのに、まるで何かに取り憑かれたように血相を変えてポートフックをかまえている。「ラブ子」が船団やカヌー隊の一番後ろになっても、「ここへの立入は禁止されている。」と叫びながら、「ラブ子」にだけ向かってくる。そもそも、走っている動力船をポートフックで制止するのは無理だということも分かっていないのだ。もう、異常としか言いようがない。

 船団のリーダーが海保の指揮者と話しをつけ、拘束したカヌー隊全員は辺野古の浜で解放されることとなった。海保の他のゴムボートは皆、辺野古に向かったり、引き上げ始めたのに、このGB17だけがいつまでもポートフックをかまえて「ラブ子」を追いかけてくる。かなりの年配の職員だが、怒りを覚えるというよりは、哀れで仕方がない。

 

 その後、拘束されたカヌー隊のメンバーらは、皆、辺野古で解放された。回収したカヌーを曳航して辺野古の浜へ向かう。

 辺野古付近では大型クレーン船が碇泊している。その少し奥では、2基のスパッド台船が設置され海上ボーリング調査が始まっている。

 

 

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