多忙な日々が続き、7月10日の参議院選挙の結果についてブログに触れることができなかった。
10日夜、開票速報を固唾をのんで見守っていた。伊波洋一さんが当初からリードしていたが、票差が徐々に狭まり、午後10時頃だっただろうか、相手候補の票が多くなってしまった時には、もうダメだとやけ酒を飲み始めた。
それでも再び伊波さんがリードし、最終的に2,888票の僅差で伊波さんが勝利した。良かった、本当に良かった。
翌日の新聞の1面には、「辺野古阻止 民意示す」、「民意の勝利」とされていた。しかし選挙結果は決して楽観できない。
各候補者の得票数は下のとおりである。
・伊波洋一 274,235
・古謝玄太 271,347
・河野禎史 22,585
・山本圭 11,034
・金城竜郎 5,644
辺野古推進・容認の古謝玄太、河野禎史、山本圭、金城竜郎氏らの票を合わせると伊波さんよりも39,263票も多い(金城氏以外の2人は、事前のアンケートで「辺野古」について「どちらともいえない」と回答しているが、少なくとも容認の立場であろう)。残念だがこの選挙結果では、「辺野古阻止」が5割を超えたとはいえない。古謝氏以外の3人のうち一人でも立候補していなかったら、結果はどうなっていたか分からないのだ。
9月には知事選が行われる。オール沖縄陣営は、今から態勢を整えないと大変なことになってしまう。