5月27日(日)、沖縄市で辺野古土砂搬出反対全国連絡協の総会と記念集会が開かれた。午前中の総会には、辺野古への土砂搬出地を中止に、18都道府県から53名が集まり、今年度の運動方針等の協議が進められた。
午後0時半からの記念集会は230名の参加で超満員。海勢頭豊さんのコンサートの後、私が「辺野古新基地建設事業の現状と課題---7月土砂投入までに埋立承認の撤回を!」と題して1時間ほど講演をさせていただいた。
この2枚の写真はN.W氏撮影
その後、本部町島ぐるみ会議からの報告の後、全国港湾労組の諸見力辺野古基地反対対策委員長が、港で働く労働者として、「港湾の軍事利用を許さない、辺野古新基地建設の荷担はできない」と力強く報告された。これから辺野古への土砂の海上搬送が始まるという緊迫した状況の中で、全国の港湾に26000人の組合員を有する全国港湾労組が辺野古新基地建設を許さないという方針を明確にされたことは大きな意味を持つだろう。
(全国港湾諸見辺野古新基地建設反対対策委員長)
山城博治さんからの力強いメッセージに会場は盛り上がる。
今日の集会には、沖縄の県議さんたちも参加されていた。集会の歓迎挨拶は地元沖縄市選出の仲村美央県議、開会宣言は名護市選出の親川敬県議、そして国頭選出の平良昭一県議が閉会宣言を行なわれた。
総会と集会では、沖縄県の土砂条例を強化するための改正を目指そうということが確認されたが、平良県議も閉会宣言の中で、「与党県議団としても議論を始めていきたい」と発言されたことも心強い。
共同代表の一人・阿部悦子さん
三重、香川、山口、北九州、熊本、五島、南大隅、奄美大島、そして首都圏からの活動報告。
(集会の最後に県外からの参加者が壇上に上がり「団結ガンバロー」を三唱。中央が平良昭一県議)
そして湯浅一郎さんがまとめと提言をされ、集会宣言を採択して集会を終えた。 土砂全協として、来週火曜日に県の幹部と面談し、この集会決議を手交することを予定している。
集会に先立つ午前の総会