今日(18日・月)は、県議会土木環境委員会で、平和市民連絡会として提出した海砂採取の総量規制制定を求める陳情の審議があるというので傍聴に行った。環境部がまとめた陳情の処理方針では、「県としては、今後、海砂利の採取による環境への影響の有無に関する情報の収集に努め、条例の制定については、その必要性を含めて検討していきたいと考えております」というにとどまるものだった。
途中、QABのインタビューの時間になったので退出したのだが、その後、与党県議らが追求してくれ、最終的には土建部長も、「今後は全面禁止した他県にも学びつつ、検討を重ねたい」との答弁があったという。
辺野古新基地建設の地盤改良工事のために650万㎥もの、沖縄の海砂採取量の3~5年分にもなるような海砂採取を許してはならない。この問題については、今後も取り組みを強めていきたい。
昨日の本ブログで取り上げた海上作業ヤードの場所にもN値ゼロの軟弱地盤が広がっている問題について、琉球新報も沖縄タイムスも1面トップで大きく報道してくれた。夕刻のQABテレビニュースでも取り上げるというので、午後、インタビューに応じた。
政府が軟弱地盤の存在を認め、地盤改良工事を行うことを表明して以来、てんてこ舞の毎日が続いている。明日(19日・火)は東京・参議院議員会館の院内集会に呼ばれている。先日、政府が1万頁近い調査報告書をやっと公開したが、そこで判明した問題についても触れたいと考えている。
東京方面の方は是非、おいでください。