チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

また繰り返された海保の暴力---カヌー隊の1名が救急車で病院へ

2015年03月04日 | 沖縄日記・辺野古

 3月4日(水)、今日はSさんと「平和丸1号」を担当。他には「勝丸」「平和丸3号」「美ら海」の3隻が大浦湾でカヌー隊と共に抗議行動を続けた。最高気温が昨日よりも7度も低いという寒い1日で、長時間の海上行動は辛かったが、カヌー隊のメンバーらは海保の不当な長時間拘束にも屈せず頑張った。それでも1人が海保に長時間拘束されて低体温症の症状を訴えたため、急遽、救急車で病院に運ばれるという事態も発生した。

 朝9時過ぎ、レジャービーチ近くでは海上ボーリング調査用の2台目のスパッド台船の組立作業が始まった。カヌー隊と船団で近くまで行き、作業を止めるよう抗議していると、突然、海保がカヌー隊の拘束を始めた。さらに「勝丸」にゴムボートをぶつけるようにして横付けし、海猿たちがドヤドヤと乗り込んでいく。2人の海猿がまっすぐカヌー隊のリーダー・Sさんに襲いかかった。そして2人がかりでSさんを押さえつけ、1人がSさんの右腕を後ろ手に捻じあげる。さらにSさんを無理やり押し倒し、上から押さえ込んだ。Sさんは「勝丸」に乗り、カヌー隊の様子を見ていただけだ。そのSさんに、何故、このような暴力を振るうのか!

           (Sさんに暴力をふるう海保の海猿たち)

              (「勝丸」に襲いかかる海猿たち)

                 (突然、カヌー隊の拘束が始まった。)

     (海猿が海に飛び込み、カヌーを転覆させて拘束していく。)

 海猿たちに拘束されたAさん。彼女はこの後、海保のゴムボートに引き上げられ長時間拘束されたため、体調不良を訴えた。しかし、Aさんを拘束していた海猿たちは何の措置をとることもなく、そのまま放置し続けた。様子を見にいった「平和丸3号」の船長が顔面蒼白で突っ伏しているAさんを見て、これは低体温症の症状ではないかということで急遽、救急車を手配した。そしてAさんを海保のゴムボートから「平和丸3号」に移し、急いで汀間漁港に連れていった。

 病院に収容されたAさんは幸い、その後、回復した。しかし、体調不良を訴えるAさんをそのまま寒い海上で長時間にわたって拘束し続けた海保を許すわけにはいかない。

     (今日は1日中、2台目のスパッド台船の組立作業が続けられた。)

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