(普天間基地に隣接した森川公園でのタコ揚げ)
10月1日(月)、県民あげての猛反対にもかかわらず、オスプレイ6機がとうとう沖縄に配備されてしまった。2日(火)には、さらに3機が配備されるというので、皆でタコをあげ、オスプレイの配備に抗議しようということになった。
午前10時半頃から、普天間基地南西部にある森川公園に20人ほどが集まり、カイト(西洋タコ)を5つほど揚げた。絶好の西風、カイトはみるみる基地の上に揚がっていく。高さは200mほどは揚がったはずだ。見ると、大謝名の辺りでも、タコか風船のようなものが揚がっている。
公園には、大勢の私服、宜野湾市職員、防衛局職員らが我々を監視し、米軍関係者と思われる3名のアメリカ人らもやってきた。基地の中で、米兵らの動きがあわただしい。丘の上では、数名の米兵がタコを監視、我々の近くでは、軍用犬を連れた米兵がパトロールを続ける。風にあおられて基地の中に落ちたタコを、米兵がいまいましげに壊していた。
(基地上空に揚がってきたタコを監視する米兵ら)
(軍用犬を連れてきたのは我々への脅しか?)
パトロールする海兵隊員、声をかけても振り向きもしない。
昼すぎ、オスプレイが、東側、沖縄国際大学の方から急旋回して滑走路の真ん中付近に着陸した。翌日の新聞でも、あるいはタコを避けたのか、と書かれていたが、米軍や警察等のこの過剰反応を見ても、彼らはタコ揚げにかなり神経を使っているようだ。
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10月2日(火)、その他の行動
2日(火)も、早朝6時、大山ゲートに30人ほどが集まり、通勤してくる米兵らに、「出て行け!」「帰れ!」と抗議した。
そして、午前9時頃からは野蒿ゲート前での座り込みに参加。
この日は、基地の中に警察車両が待機していた。こんなふうに警察が基地に入れるのなら、米兵の犯罪が起こったとき、警察は、堂々と基地の中に入っていって、米兵を逮捕すべきだ。