(「高江のヘリパッドは、実はオスプレイパッドだ!」と訴えて、若者たちが国際通を賑やかにパレード)
10月1日(土)は、県庁前での、「高江にヘリパッドはいらない!」の集会へ。いつものエイエイオーといった硬い集会とは違い、今日の参加者は若者たちが中心。しかも、ヤンバルクイナやウサギの縫いぐるみをまとった若者たち、そして、なんとビキニのお姉さんに、やはりビキニのパンツにヘソ出しランシャツのお兄さんなどが、陽気なサンバのリズムで踊っていて、楽しい雰囲気がいっぱい。参加者全員に、ASIANな布のポンチョ、オリオンビールなどの空き缶に石を入れてマラカスみたいにカシャカシャ振るもの、電池でピカピカ光るメガネ、ピカピカマラカスなどが配られて、みんな夜店の子供みたいにはしゃいでいる。
(いつもの高江の「闘士」たちも、今日は、ピカピカ眼鏡をもらって、笑顔がいっぱい。手に持っているのはビールではなく、空き缶のマラカス)。
まずは、皆が座り込んでお勉強の時間。1時間目は、阿部小鈴さんや真喜志好一さんらが、高江の経過やオスプレイの問題などを分りやすく「講義」してくれた。
そして、いよいよ2時間目の体育と音楽の時間。300人ほどが、楽器を演奏し、アフリカンダンスを踊りながら、国際通りをドンチャカ、ドンチャカと賑やかなパレードが始まった。
(パレードの間、ずっと踊り続けた若者たち) (ウサギのぬいぐるみの前には、赤ヘルにビキニのお姉さん)
途中で、アメリカ人の屈強なニイチャンたちがデモの隊列に入り込んできて、楽しそうに身体を揺すって踊りだした。たぶん、海兵隊の兵士たち。何のパレードか分らないけど、楽しそうだったから入ってみたという感じだった。
国際通りを歩く観光客も、お店の人たちも、バスや車の人たちも、この賑やかで楽しそうなパレードに興味津津の様子。「一体何やろ?」と、デジカメやら写メやらで、沿道からフラッシュの連続だった。
こんな楽しいパレードなら、若者たちも大勢参加し、盛り上がるものだ。それでも、歩いていると、店員さんから、「これは何のデモですか?」と聞かれたが、もう少しは、高江の問題をソフトに訴える方法も必要だったかもしれない。
ともかく、若い人たちが多かったので大成功。老人も楽しかった!
当日の画像は、下記のWEBで見ることができます。
・「高江のオスプレイ配備 仮装パレードで反対アピール」(琉球朝日放送 2011.10.2)