25日(月)は、辺野古と高江の件で、県庁の担当課で話をした後、辺野古に向かった。ゲート前で、京都から来られた米沢さんや、Kさんたちと久しぶりの再開。2人とも1週間ほどの滞在予定だという。
午後の辺野古総合大学では、抗議船のリーダーである仲宗根和成さん、相馬ゆりさんの2人の船長が話をした。2人とも、自らの生い立ちを振り返りながら、何故、辺野古新基地建設に反対するのかを自分の言葉で語ってくれた。辺野古の海上行動は、彼らのような爽やかな若者たちに支えられている。
(相馬ゆりさん) (仲宗根和成さん)
(辺野古総合大学が始まるまでは、京都から来られた米沢さんが広島での凄惨な被爆体験の話をされた。)
27日(水)の辺野古総合大学では私が話をさせてもらう。昨年に続いて2回目だ。今年は、今後の裁判でもし県の敗訴が確定した場合、国は工事を再開するが、知事が自らの権限を毅然と行使すれば国は埋立本体工事には絶対に入れないという話をする予定だ。政府は、もし県が今後の裁判で敗訴した場合、翁長知事はもう新基地建設に反対できなくなると言い続けている。私は、和解条項の文言をどう解釈するのかということではなく、今後の知事の権限をできるだけ具体的に説明し、知事が毅然と対応する限り新基地建設は不可能だという話をしようと考えている。
(第1期辺野古総合大学でも話をさせてもらった(昨年9月1日))
********
下記は、27日の辺野古総合大学の私のレジメの冒頭部分。
<辺野古総合大学 2016年4月27日> 今後の裁判結果がどうあれ、防衛局は埋立本体工事に入ることはできない ---辺野古新基地建設事業を阻止するための今後の知事権限について
①もし今後の裁判で県の敗訴が確定した場合、工事はどのように進められるのか? ②それに対して知事にはどのような対抗手段があるのか? ③その知事の対抗権限は、「和解条項9」により制約されるのか?
|