8月21日(木)、今日は、辺野古行はお休み。一日、自宅でたまった事務作業に追われた。それでも、辺野古の様子が気になり、時々、IWJ OKINAWAの中継を見ていた。今日も、カヌー隊の一人が拘束されたようだ。
午後、県の行政情報センターから電話が入った。辺野古の埋立承認関連の文書の一つが「非公開」とされ、沖縄県情報公開審査会に異議申立てをしていたのだが、審査会が「不開示決定を取り消す」という答申を出したという。あわてて県庁に行き、答申書を受け取った。
昨年6月、沖縄県は防衛局から提出された辺野古埋立承認願書の審査をすすめていたのだが、法的な問題について弁護士らのアドバイスを得るために、某法律事務所に法律相談を行った。昨年12月末、その報告書の開示を求めたところ、県は「意思形成過程の情報」「率直な意見の交換が不当に損なわれる」「不当に県民の間に混乱を生じさせる」として「非公開」としてしまった。そのため、沖縄県情報公開審査会に行政不服審査法に基づく異議申立てを行っていたものだ。
辺野古埋立問題は、その経過を県民に全て明らかにしなければならない。その意味で当然とも言える審査会の答申だ。他にも、県議会の百条委員会で問題となった、審査過程の庁内メモ等がやはり隠されたままになっている。また、今回、防衛局から出された海底ボーリング調査箇所を示す文書なども非公開だった。
沖縄県は、今回の答申の真摯に受け止め、辺野古埋立に関する全ての文書を公開しなければならない。
審査会の英断に敬意を表したい。