『世界』6月号(5月8日発刊予定)に、「代執行でも破綻する辺野古新基地建設」と題して10頁ほど書かせていただきました。
防衛局は、国が代執行で設計変更申請を承認したため、1月10日から大浦湾に石材を投入する海上ヤード工事を始めました。しかしこの工事には、①埋立承認の際の留意事項である県との事前協議をしていないこと、②石材の洗浄をしていないこと等の多くの問題があります。また、これから始まる困難な地盤改良工事、大量の海砂採取、そして遺骨混りの南部地区の土砂使用等、多くの問題点があります。
さらに、県と国との争訟が、県の訴えが門前払いされるという形でほとんど終結した今、県は、なんとしても辺野古新基地建設を阻止するための具体的な方針等を示さなければなりません。その一つとして、県内の17団体が、知事宛に埋立承認の再撤回を求める要請行動を始めています。
本誌では、こうした辺野古をめぐる現在の状況についてまとめました。是非、ご一読ください。