中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

博物館寛永寺

2019年01月20日 23時54分26秒 | ぶらり、城東
2019.1.12の回顧録

黒田記念館→博物館動物園駅跡(外観のみ)→上野こども遊園地跡→元長(昼食)→上野検車区→ダビデ・コーヒーストップ(一服)→入谷米穀(買物)→グーテ・ルブレ(買物)→小野照崎神社

駅跡が“外観のみ”になっているのは察して。開場1時間前の整理券配布前の段階でのあの行列に、2秒で萎えたの。
でも、その代わりと行った、既に開館していた黒田記念館が凄く良くて。黒田の代表作として知られているのは「湖畔」だけど、これが実物は案外小品で、それよりは正面にデデン!と据えられた「智・感・情」の神々しさが、私個人には一番キタ。ともかく、黒田の代表作が一通り拝める特別室の開室日を狙って、絶対行くべき。最悪そのタイミングに合わなくても、正確無比で細密なデッサン画を見るだけでも、充分価値はあるけどね。昔は、出仕して実も取った、官軍の犬に成り下がった輩が、日本の近代洋画父なんてと思ってたけど、改めてその凄さを実感出来るようになるとは、年食ったかね。
しかし、どうにも腑に落ちないのが、ここが“とうはく”の管轄になってること。改組の影響なのは分かるけど、そのせいでリーフもないってのはねぇ。将来的にも、こんな感じで、外貨獲得の要として、上野の山全体を、国が整備管轄していくのかね。まあそもそもが、幕軍が陣取ったのをこれ幸いと、幕府の菩提寺だった寛永寺を目茶目茶にした挙げ句、公園化するのみならず、これ見よがしにグラント将軍だの小松宮親王だのおっ建ててる訳で、本来なら、天海僧正の霊験にも縋る感じで、丸ごと寛永寺の管轄が、歴史に倣ってるかなとも思うんだけど。まーねーか。
それよりも、麓の裏上野が充実でね、コーヒーは、受賞経験者のお店とは言え、ストレートであれだけ美味しく飲めるのは流石。あくまでスタンドだから、スマートに飲んでスマートに退店するのが粋でしょ。お米屋さんは、下町らしい気の利いたサービスが嬉しかったし。パン屋さんは、フィリングがビックリするほどのベストマッチで美味しくて、それが“パンのフェスティバル”を自称する通りの凄い品目が並んでいる訳で、そりゃあ悩むし、ご近所だったら通うよね。
ショップカードの「EAST SIDE」の文字が躍動しているように見えたのは、絶対気のせいじゃない。いよいよ東が熱い時代が来たんだよ。
それにしても、銀座線の地上車庫は、いつ来ても、住宅街の異世界だよなぁ。


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