中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

温泉街の矜持

2023年11月25日 08時34分08秒 | ちょっと、遠出
2023.11.10の回顧録

富士屋ホテルホテルミュージアム→渡邊ベーカリー(買物)→小田原馬車鉄道・電気鉄道湯本駅跡→箱根電燈発電所跡→吉池旅館山月園→デリandカフェみつき(一服)→小田原馬車鉄道・電気鉄道落合橋跡→箱根湯本ほたる公園→箱根町立郷土資料館(関東大震災と箱根)→箱根sagamiya(一服)→だるま料理店(昼食)→一〇八抹茶茶廊・吉匠(買物)

街道脇の一夜湯治の地として公式に認められて以来、かっきり保養地としてやっていくことに振り切ってきた地なんだね。逆にそこまでいけば潔いし、復興振興について、国や自治体の支援を待たずに、まず自前でやっていくことで、それを体現しているからね。外国人観光客多くて、ここもオーバーツーリズムは問題視されているだろうけど、それも自前で何とかしていくんだろうな。台風で線路流された登山鉄道が、驚くべきスピードで全線復旧したのも、そういう意気を受けてのものはあるんだろうし、これは他の保養地観光地も、参考にすべき所大なのではと。
直前に帝国ホテルに行ってることもあって、保養地のホテルと都市型ホテルとは、一括りで語れないのがよく理解できた。ただ、日光金谷ホテルは正真正銘完全な兄弟ホテルのなので、そっちは合わせて見てみたいと思った。
古民家付きの旅館なんて、ちょっと名のある宿だと珍しくもないので余り期待してなかったけど、あそこまでの規模があるとまた話が変わって、庭園散策だけで充分楽しめるし、宿泊者なら尚更散策して欲しいね。窓の外にあの借景があるのは、ホント贅沢だ。ただ、早川須雲川が目鼻なんだから、BGMは自然のままの水音がいいかな。彌之助デカいこと言ってるけど、言うほど情緒は持ち合わせていなかったようで。

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