9日 帰路に着きます。
敦煌駅9:31発で時間はゆっくり出来るのだが、早朝に目が覚める。
7時 斜め前の店(淑琴舗)で粟粥と餅で朝食とし、
8時前にチェックアウトする。この時押金200元が返ってくる。
ホテル前でタクシーを捕まえるが 駅と言うとメータで走らない、30元だと
言う。先日乗った包車でも20元であったのに だ!
高いのでやめようとすると ”協定価格なので他のタクシーも同じだ”と
言います。 観光客目当ての価格設定の様だ!(こんなことを許していいのか?)
まー兎に角 駅に早めに行きたいのでOKして乗り込む。
8:05 運転手がスピード出すので10分足らずで着く。
駅の正面は莫高窟へ行く道が一直線に延びている。
例の如く 切符、身分証明証を確認し 手荷物検査して構内に入る。
一時間以上前に着いたので待合室は未だガラ空きである。
9:10 改札が始まる。
西安行である 10日 9:40 到着の予定 約24時間の旅である。
新装の敦煌駅のホームは行止まり駅であるが 一つしかない。
定刻9:31発車、敦煌の街を出ると砂漠の中を走る。
軟臥車の隣は食堂車になってる。(一度も食堂車で食事したことは無い)
私達はパンと果物 ジュースを持ち込みである、中国人は殆ど カップ麺を
持ち込んでいる。
街に近づくと緑が増えてくる。 と言う事は 緑が増えてくると街が近いと
言う事である。
最初の停車駅は瓜州である。
ここから敦煌線が分岐する、敦煌線が出来る前は柳園駅が敦煌の玄関口であったが、この駅から100K近くも離れていたのである。
ここから同室の客 ;孫(西安の大学)と婆さんが乗り込んでくる。
ホームに車内販売用か? お土産か?
瓜州蜜瓜;ここの特産品であろう。
又しばらく荒涼とした中を走る。
突然風力発電 の群れが 半端な数量でない!
砂漠のなかでは有力な手段だ。
一つ一つは微力でも 集められた先から高圧線が延びている。
砂漠の中の川を横切る、なんと!水が流れている 勿論 黄土色である。
15:10 酒泉到着 ここまで5時間以上掛る。
来る時は此のあたり爆睡してた地区である。
来るとき同室のおばさんが下りたところである。
こんな田舎町でも再開発か?
トウモロコシ畑が広がってくる 次の街が近い。
17:00 張掖駅到着
乗降客が多い
時間的にホームに屋台が出ている。
この辺りまで来ると 祁連山脈の麓 谷間を走るので風景が変わる。
夕陽は祁連山脈に沈む。
19:07 金昌着 この時間でも未だ明るい
以下 武威までは覚えている20:00-
蘭州駅23:10 天水にも停車したと思うが爆睡中
明けると西安である。
どうして、こんなに大きいのでしょう。
何か理由があるのでしょうか。
長距離列車は 16両から18両編成です。
貨物列車はめちゃくちゃ長いので 専用の待機線で
ダイヤ調整してます。