19日; 本日の目的は世界遺産 大足石刻である。
6:20 チェックアウト
ホテル横の荷物預かり所にリュックを預ける 10元x2 (ちょっと高いんでないかい!)
7:00発ー9:30 大足bc着 47元 二時間半 110K程? 重慶に一番近い世界遺産
である。
39人乗り中型バス 重慶から北西の方向にある。成渝高速を西に走り、
邮亭双橋区で降り北に向かう。
ここは一般道を走るので時間が掛る
一応座席指定である。空席があれば適当に座る。空席が無い時は”ここは俺の席
だ!”と主張する。
一般道の案内板; 案内板によるとバスCから11K程離れているらしい。
大足の市内に入ってきました。
大足バスセンター
帰りの切符を抑えようと降りて直ぐに買いに行くが、買ったらすぐ乗れるので観光が
終わってから買いなさいと職員に言われ、ついでに世界遺産の場所に行くにはどうした
ら、いいか聞いたら説明をしても無駄と思ったのか?”タクシーに乗れ”と言われ確かに
間違いないと思い、バスセンターの前を通るタクシーを捕まえるが行先を言うと 乗車
拒否に遭う なんで? 色々聞く内に 石刻は 宝頂山、北山、南山の3地区を総称して
大足石刻と言う事らしい、規模は分らないが 大部分の人は宝頂山石刻に行くらしい。
具合の悪い事に 19日は旅行節 で100元以上する入場料が只と言う事で(全国的か
どうかは不明、重慶地区だけか?) マイカー 観光客が尋常でない、で タクシーは行くのを嫌が
るのであった。
路線バスは動いていたので専用乗り換えバス停まで行く。バス代は1元
宝頂山まで11Kもある。 北山石刻は3K 歩いても行けそうな距離である。
市内の至る所で大渋滞である。
バス乗り換え地点まで来たとき10:30をとっくに過ぎている。この調子だと三峡下りの
船に乗る集合場所18:00に間に合いそうもない。
バス街の行列は有るものの バスが来ない。
宝頂山は諦めて 北山を選び 方向を確認して歩き始める。
この道は渋滞がない。
暫く歩くとこんな行列が来る。
店の宣伝隊の様である。
時折通るリンタクに声を掛けるが乗車拒否に遭う。仕方なく歩いていると元気の良さそ
うな青年のリンタクが来た、早速交渉すると ”7元なら行くよ” 直ぐにOKを出す。
緩やかな坂道が続くので年寄でも二人乗ると 青年は一所懸命こいでいる。
10分程乗ると入口前の自転車では無理な坂道に到着、ここで降りてくれ、と言われる。
10分程歩くと入口が見えてくる。
人気のない地区かと思っていたが凄い人出である。
入口を入るとそこから延々と登りである。
11:30 石刻群の場所に到着する。見物は一方通行方式を取っている。
この建物から先は第Ⅱ群
最後の方に規模の大きな石刻群がある。 これだけ古い年代の石刻があれば
世界遺産だ と納得して下山する。
下りの石段がご覧の状況、極めて危険、一人転ぶと大事故になりそうなのである。
入口で運よくタクシーを捕まえる、BCまで距離感は無いがとにかく時間の節約に
なる。 実際は5分程度の距離であった。
12:15 にバスCに到着、直ぐに切符を買いに行く、職員の言うとおり空席が有る様で
12:40発の切符が手に入る。トイレ休憩が出来る程度で昼食は諦める。
家内は蒸しトウモロコシ3元で済ませる。小生は持ち込みのパンで済ます。
バスは途中で渋滞にぶつかる。原因は
バイクとトラックの接触事故! (バイクも滅茶しよります)
そんなこんなでも 15:30 重慶BCに到着できる。
時間にもゆとりが出来たので 遅い昼?早い晩飯として マクドナルドで休息を兼ねて
今後の対策を検討する。
ふと窓の外を見ると モノレールが走っている。高い所なので景色が良さそうである。
これに乗り終点まで行きそれから先はタクシーでも良いか くらいの感じで決める。
山の中腹から出て来てるので多分そのあたりが駅だと推測する。
預けた荷物を受け取り出発する。
さて、入口は? 色々聞いてどうやらエレベーターが有るので乗れ。 と言う事らしい。
エスカレーターが2元! なんと有料である。崖やトンネルを削り長いエスカレーター
を造っている。
登りつめた所は モノレール駅ではなく地下鉄の駅だった!
両路口駅;1号線、2号線の交わる駅である。 朝天門桟橋の水位を見たく終点を
目指すが未だ開通してなく 一つ手前の小什字で降りる。2元 16:30到着
これが地下鉄の表示板;
これから重慶科術館に行けば良い訳である、偶々道を尋ねた人がそちら方面に行くの
で同じバスのれば? とのお誘いに乗る。
黄花園大橋を渡った所で下車、地図上ではここから歩いても大したことはなさそうだが
橋の下に降りる道が無い。 結局タクシーを捕まえ10元で17:10到着
18:00時集合より早めに着く。
ここから 80K 程下流の涪フー陵リン港までバスで行くのである。
全て長江黄金7号の乗客か不明だが どのバスに乗るのか確認が最後の仕事である。
大きな荷物をトランクの前に並べているのでそれとなく判る。
17:50 7号の客は3台のバスに分乗する指示が出、席に着くと名簿の確認がある。
数百人乗りの大きな船であるが、名簿に私達二人の名前がない! おいおい!
再度確認すると 外国人もかなり居るのに 日本人は我々二人だけか!?
名簿上は名前無く ” 日本人二名”だけかよ。乗船してからパスポートで正式に
チェックイン。
18:15 点呼が終了し出発
一時間半程 東に走り 19:40港に到着
夕暮れの川底に浮かぶ豪華遊覧船を見たときの感激は忘れない!
川底の浮き桟橋に係留されている。急な坂を下っていく。
通常よりかなり下に降りて行く。
やはり 中国では水問題が深刻だわ!
入口では獅子舞による歓迎挨拶
2階のホールに受付カウンターがある。パスポートを預ける。
船内は綺麗である。
数組の旅行団の到着を待って船内、行程、注意事項の説明会が食堂で開かれる
22:30終了し各自部屋で休む。