済南駅前に バスセンターがある、市内には大きなバスセンターがあるが少し離れている
のでここで切符が手に入ればそれに越した事は無い。
急ぎ足で切符入り場へ、--
10:15 大した行列ではなく 10分程度の並びで無事買える。
中型普通バス 済南ー菏泽 77元 250K 約4時間の旅である。
切符を手に入れ 21番乗り場に行くと すでにお客は一杯状態で一番後ろの席しか
空いてない,座れたら文句なしだ。 後から数人乗り込み満席になると出発である。
10:25発車; 本来は10:30発だと思われる。
36名で満席。
車窓より済南駅を見る。駅前の混雑は大変なものである。市内を抜けるのに30分
以上掛る、 それからは長閑な田園風景の中をひたすら南西方向に走る。
山東省はここ数年 通年より少雨に見舞われ大地が乾いている様だ!
南の雲南省の旱魃 東北地方の少雨 中国では水問題が人民を苦しめる。
12:30 梁山P トイレ休憩 タバコ吸う人はトイレを済ませると一服している。
このPは 昨年水滸伝の故郷 梁山泊を訪問したとき バスを乗り換えた時のPである。
今回も数人乗り換えてくる。
10分程度のトイレ休憩; 油断したら置いてきぼりを食らう。
昨年梁山泊訪問の際 見物した 改築した京杭大運河、 12:50分通過する。
水量が少ない、 未だ完成では無いのだろうか?
連休の高速道路にしては観光地の大渋滞を他所に快適に走る。
4時間かからず 菏泽のインターを降りる。
一般道では凄いトラジが走っている。
菏泽バスセンター 14:10; 3時間50分かけて到着。
何時もの事だが、バスセンターの近くでホテルを探すことにしている。今回も大通りに
出て見回す。斜め前の交差点角に新しい全国チェーンの如家酒店が見えたので先ず
当たって見る。少し聞き取り辛い所があるが 問題なく交渉出来る。
空き部屋があり ツインで247元 、 事前の調査では100元台からホテル
有る様だったが、綺麗なので手を打つ。 押金込で300元支払、荷物を整理し リュック
を軽くして、フロントで菏泽の地図(6元)を買い、
早速 目的の牡丹鑑賞へ。”先ずは曹州牡丹園”
ホテルの前でタクシーを捕まえようとするが、数が少なくて空車が来ない、 信号待ち
で止まっている 三輪車がタクシーなのだが、余り利用したことは無いが、ここでは止む
得ず 運転手にいくらで行くか、聞くと、一人5元だと言うので、利用する。電動式で
スピードは大して出ないので安全である? サイドミラーが無い!思うままに走る。
”わー! ここを曲がるのか!”
どうやら基本は一人2元の様だ。 市内 近距離ではこれでいいかも?
朝6時に宿舎を出て 14:50 目的地の曹州牡丹園に到着である。
先ず入場券売り場へーーーー
昨日で牡丹祭りが終了しており、切符買う人の姿なし!
本来なら60元の所 65歳以上 老人優遇で只である、これには喜びを感じる。
でも 花の状況が気になる。
青島を出る時は肌寒く 厚着をしてきたが同じ山東省だが ここは30度近くあり、
ヒートテックシャツを脱いだ程 温度差がある。 これでは青島の牡丹開花情報
は当てに出来ない。
チケットなしで入場できる。
広さ 80h 牡丹の種類1100、 芍薬の種類600 中に入ると圧倒される。
門をくぐると、土産店が並んでいる
勿論造花だが 一本 10元
一枚10元
続いて広大な牡丹畑が広がる。 盛りは過ぎたがここ かしこに花が残って居る。
この写真はほんの一角に過ぎない、何百年を掛けてこれだけの面積と株数になったの
だろうか!
遥か先まで牡丹園である。
観蒼楼; ここから牡丹の絨毯を眺めるのであろう。
園の奥に 国花館があり、書画等の展示 販売等ある。
牡丹ゆかりの人物モニュメントを10体展示してある。
その中の一つ 洛神
芍薬はまだ蕾状態で開花は一株も無し
一時間半程の見学で 他の牡丹園も終わりなのか気になったので、古今園
に行くことにする。
歩いても15分ほどの距離であるが 門の前に三輪タクシーが待ち構えているので
利用する。 一人2元でOKである、良心的な値段である。
ここは入場料30元であるが 70歳以上只らしいが パスポートを見せると ”日本から
来たのか? ジャー只だ!”と言ったかどうだか? とにかく只になる。
園内はそんなに広くない 2,30分で見学できる
ここも花の盛りは過ぎており 程んど 散ってしまっている。
園内から 高層ビルの建築を見ることになる。
花の一部紹介;
ここは記念写真コーナーで花畑に入れるようになっている。ここだけ綺麗に残って居る
と思ったら これは造花である。 記念写真(有料)を撮らない人は出て行くように言われ
る。
次は 距離感が分らないが 菏泽出身、戦国時代の軍師 孫膑記念館を見たく、
入口の職員に聞くと 30K離れているので 今からの時間では無理だと言われ、
諦め 次の候補地 革命記念館を聞くと近いらしく 三輪タクシーと交渉してくれる。
一人2元の距離らしいが運転手は3元と主張する、 職員が真剣に5元にせい と
交渉する。 1元の差であるが気持ちが嬉しい。 で 結局二人で5元で行く。
10分程で16:40 革命記念館に着く
ここも只で入れる。 17:30閉館なのでそれまでには出るように言われる。
館内は写真等の展示物が多く 内容は 抗日戦争の歴史、国民党との抗争の歴史。
17:30前に出る。
前の池に夕陽が映る
記念館前から 三輪タクシーで バスセンターへ向かい 翌日のバス切符を買う。
窓口で行先を済南と言った為 済南中央バスセンター行の豪華バス(89元)だ!
来たときは普通バスで77元だった、(買う時済南火車駅と言わなければならなかった。)
期待できるか?
6時始発で40分おきらしい? (マイクを通して早口で言うので聞き取りが厳しい)
中国では何が起きるか分らないし、すでに新幹線の切符は手にしてるので余裕をもって
7時には乗る事に決めて、夕食に出る。
18:00 夕食
ホテルの下駄箱式1階の並びに 全国チェーンの永和豆浆が有ったので無難な所を
選ぶ。
メニューも無難な所を選ぶ
宫保鸡丁 西红柿炒鸡蛋 红烧茄子 扬州炒饭
量が多すぎた、無理して食べたので腹がはじけそうだ!これで 52元
驚いたことに、 宫保鸡丁が辛すぎて 鼻血が出た!
外に出ると
タクシーが走ってくる! ここは歩道だぞ、 タクシーだけでなく軽トラック等
も走ってくる、 安心して歩道も歩けない。
ホテルは3Fであり シャワーを浴び 簡単に記録をつけて横になると何時しか
寝てしまう、 何時だったのだろうか?20時?
次回は 菏泽~青島へ