これは西川祐信(にしかわ すけのぶ・寛文11〜寛延3・1671〜1750年)
の浮世絵だ。制作年は不詳。
濡れ縁があるから一階の部屋のようだ。
吉原は2階で遊ぶのでおかしいなと思ったが、
祐信はおもに京で活躍した絵師というから合点した。
客の男があぐらをかいて三味線を弾いている。
1700年の半ばくらいまでは、男はあぐらをかいて弾いていたようだから不思議はないが、
戯れで弾いているのか、遊女が「かしてよ」といって三味線を取り上げようとしているようにも見える。
の浮世絵だ。制作年は不詳。
濡れ縁があるから一階の部屋のようだ。
吉原は2階で遊ぶのでおかしいなと思ったが、
祐信はおもに京で活躍した絵師というから合点した。
客の男があぐらをかいて三味線を弾いている。
1700年の半ばくらいまでは、男はあぐらをかいて弾いていたようだから不思議はないが、
戯れで弾いているのか、遊女が「かしてよ」といって三味線を取り上げようとしているようにも見える。