西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

客と遊女

2017-02-09 | 浮世絵
これは西川祐信(にしかわ すけのぶ・寛文11〜寛延3・1671〜1750年)
の浮世絵だ。制作年は不詳。

濡れ縁があるから一階の部屋のようだ。
吉原は2階で遊ぶのでおかしいなと思ったが、
祐信はおもに京で活躍した絵師というから合点した。

客の男があぐらをかいて三味線を弾いている。
1700年の半ばくらいまでは、男はあぐらをかいて弾いていたようだから不思議はないが、
戯れで弾いているのか、遊女が「かしてよ」といって三味線を取り上げようとしているようにも見える。

    
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