西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

越後屋

2017-08-01 | 浮世絵
これは喜多川歌麿(宝暦3〜文化3・1753〜1806年)の浮世絵
「夏衣裳当世美人」だ。
制作年は文化元〜3(1804〜06)年とある。

涼しげな小千谷ちぢみ。
襦袢の赤が艶かしく透けている。

「越後屋仕入れのちぢみ向き」とあり、
三井越後屋の紋を染め抜いた暖簾も描かれている。

創業者三井高利は「現金安売り掛け値無し、正札付きの店前売り」
という商法で大当たりした呉服屋だ。

   
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2 コメント

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団扇の上の物 (菰田和世)
2018-07-20 17:47:12
はじめまして、イタリア在住の日本人です。イタリアの日本好き、浮世絵好きの友人がFB上でこの絵を話題にしています。団扇の上の長方形の箱は一体なんでしょう。イタリア人の一人はお茶をいれる入れ物ではないか、と言っていますが、私的にはお茶入れにしてはみたことのない形ですし、コンテクストとも無関係だと思うのですが。
Unknown (Unknown)
2018-07-22 14:41:36
遠い所からコメントありがとうございます。

私にも分かりませんが、香炉のたぐいではないでしょうか。

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