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西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

芝居小屋

2020-02-27 | 浮世絵で見る悪所の変遷
これは三代目歌川国貞(1848〜1920年)の浮世絵です。
制作年は安政5(1858)年、どこの小屋を描いたものかは不明ですが、
右横に勘亭流で「踊形容江戸絵栄」(おどりけいようえどのさかえ)と書いています。

升席も桟敷席もいっぱいで、大体300人ほども入ったのでしょうか。
花道にいるのは市川団十郎で、演目は「暫く」でしょう。
本舞台にも役者がいっぱいで、地方がどこにいるのか分かりません。

それにしてもすごい熱気です。

   

仲之町の梅

2020-02-24 | 浮世絵で見る悪所の変遷
これは中野町に植えられた梅の図です。
細田栄之(宝暦6~文政12・1756~1829年)作で、制作年は寛政4〜5(1792〜93)年とあります。
2/18の記事では牡丹でしたが、梅もあったのですね。

梅のあとにはメインの桜になるのですから、職人も忙しいことです。

     

両国芸者

2020-02-19 | 浮世絵で見る悪所の変遷
これは鳥居清長(宝暦2〜文化12・1752〜1815年)
の浮世絵です。
制作年は天明3(1783)年、タイトルは「茶見世十景 両国」とある。

両国の芸者が呼ばれた船に乗り込むところのようだ。
冬でも夏でも船でのお座敷は盛んでしたから、深川や両国では日常茶飯の景色です。

   


仲之町

2020-02-18 | 浮世絵で見る悪所の変遷
吉原の仲之町に桜の木が植えられるようになったのは、寛保元(1741)年頃のことで、
毎年季節になると仲之町の通りに植えられて、花見の客で賑わったといいます。

その後菊の季節には菊が植えられるようになったのですが、
鳥居清長(宝暦2〜文化12・1752〜1815年)のこの絵を見ると、
牡丹が植えられています。
制作年は天明7(1787)年です。

吉原も客を呼び込むために色々知恵を縛っていたようです。

   

品川遊郭−2

2020-02-17 | 浮世絵で見る悪所の変遷
昨日に引き続き品川遊郭の絵を見てみましょう。

これは細田栄之(宝暦6~文政12・1756~1829年)の浮世絵で、
制作年代は寛政4(1792)年とありますから、昨日とまったく同じ時代です。

どの見世も海に向かってベランダがあったようで解放感に溢れています。
大型船が出入りするのを見るのも品川ならではで、楽しかったのでしょう。
それにしても一人の客に何人の女がついているのでしょう。