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チェロ五十代からの手習い

57才でチェロに初めて触れ、発見やら驚きを書いてきました。今では前期高齢者ですが気楽に書いてゆこうと思います。

サイレントチェロをGETできた

2007年11月27日 00時35分28秒 | チェロ
 銀座の楽器店からYAMAHAのSVC50というサイレントチェロを購入した。現品でちょっと難ありとはいえ(電池ケースの蓋が外れやすいことなど)、YAMAHAの価格統制は厳格で、本体はキャンペーン価格以上には値引きしてもらえなかった。でもいろいろサービスいただき、カーボン弓やら生チェロのスタンドやらを加えて14万円+αに収めていただいた。

 千葉まで電車を乗り継ぎ、重たいチェロスタンドまで一緒に担いで帰るのは大変だったけど、部屋に収まってみるとなかなか立派だ。生チェロ用のスタンドも工夫してみると、サイレントチェロをしっかりと支えてくれることが判明。

 何より弾いてみて、音の静かなことに期待以上の満足感を感じる。それは当たり前なんだけど、ちょうどアコースティックギターからエレキギターに持ち替えたのと同じ感覚で、共鳴箱が無いのでマンションの窓を開けたまま弾いても、何ら苦情が出そうもない。このストレスの無さといったら、本当にYAMAHAさんは偉い!と感じてしまう。

 我が家では「あの女(ひと)」と言われている生チェロさんには、少し部屋の隅に場所を移していただき(ちょっと冷たいかな)、平日はこのサイレント坊やと付き合ってゆこうと思う。「あの女」は土日にたっぷり可愛がってあげるから。

 サイレントチェロに電池を入れ、YAMAHA付属のイヤフォンではなく、普段使っているオーディオ用のイヤフォンを耳に掛ける。そして新しいカーボン弓で弾いてみると、なかなかいい感じ。
 カーボンってこんなに軽いんだ。弦はさすがに固めだけど(これはピックアップから振動を読み取るために、どうしようもないらしい)全体に弾きやすい。
 スイッチを切り替えると、ホールで演奏しているような反響効果も加わって楽しめる。まさにサイレントは自分ひとりで深夜にフィンガリングとボウイングの練習をするのに抜群のツールだと感じた。

 眺めればでっかいカマキリにも見えるが、この静かで結構堂々とした新しい同居人とともに、新しい生活を始めようと思う!
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