chachaの目

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目黒雅叙園の百段階段

2005年09月12日 | 観る事
目黒雅叙園に行って来ました。
百段階段は山腹に建てられた宴会場を繋ぐ99段の廊下です。
かつての宴会場は一部屋づつ装飾が異なっています。黒漆に蝶貝を埋め込んだ螺鈿細工、美人画などの日本画、彫刻や組子障子など豪華絢爛です。
宮崎駿さんの「千と千尋の神隠し」のモデルになったことは有名です。湯婆婆の部屋のモデルになった「漁礁の間」やハク竜が飛び込んできた欄干のイメージになった窓柵のある部屋などもあります。
一時間程かけて説明をしてもらいながら部屋を見て回り、その後レストランで食事をするという企画です。
十月までの土、日曜日に行われていて予約をして行きます。
中華をいただきましたが、ランチにしてはお皿数も多くおいしくて満腹
始まる少し前に着いたので館内を探検しました。
エレベーターの扉にも内部の壁にも螺鈿細工が施されていますし、中央にあるトイレは一度行ってみると良いですヨ!個室にたどり着くまでに螺鈿細工有り、池有り、太鼓橋有りで驚きです。思わずトイレの中でシャッターを切ってしまいました
カフェのあたりはまた不思議な感じで(こちらは今風です)天井が高くガラス張りになっていて小さな川が流れていて鯉まで泳いでいます。外にいるようにも感じるし、あるいは植物園の中にいるようにも思われたり。
本当の外の滝などがながめられるのでお茶するのを目当てに来てもいいかなあと思いました。
友引だったからでしょうか?土曜日ということももちろんあるでしょうが結婚式がたくさん予定されていて、まあすごい人!人!人!でした。
たくさんの人を除けば不思議な異空間で一見の価値有りでしょう。