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ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

使い道は駈け足でやって来る

2014年05月20日 00時23分03秒 | 徒然雑記&連絡帳
なんでやねん~?!!

ボーナスや臨時収入は楽しく使いたいものですね。
ところが私の場合、何故か
昔から思わぬ収入は使い道とともにやって来る。
思いがけずボーナスが考えてたより少々多かったり、
何かで臨時収入があると
普通は何に使おうかな~? ♪るん!・・・とか
わくわくしちゃうもの。
なのに何故に私は…

例えば何かの修理がいるようになったり、
学費関係の支払いが発生したり
年払いの保険の支払いが来たり…

なんでやねん~!?

まあ…手持ちのお金が減らないのはありがたいことなんだけど
右から左よ~!!………とほほ。

たまには何買おっかな~なんて
わくわくしたいやん~!?
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創作小説 SUNSET ORANGE CHAPTER1 PART.10

2014年05月19日 07時54分01秒 | 創作小品
 みゆ希さんに言われずとも、アタシ達は・・・少なくともアタシは席を動けなかった。今日くらい感動したことはないよ。初めてコンサートというモノに行った時より、更に初めてユウジのコンサートに行った時より、今日の方がはるかに感動が大きい。なんでかな、招待されたから? もちろんそれもあるはずだけど、それだけじゃない気がする。でも、とにかくアタシはこれまでになく圧倒されていた。
 それは総くんも同じだったみたい。初めて来たおばさんに至ってはもっとじゃないかな・・・。いつまでも余韻が残ってて、本当にアタシ達は動けなくなっていた。ああ・・・みゆ希さん、ありがとう・・・。今、アタシこれ以上ないくらい幸せな気がします!! ついでの付き添い・・・てか、付き添いのオマケのアタシがこんなに堪能していいのでしょうか・・・。

 でも、後から思えばこんなのまだまだ序の口だった。この先もっと怒涛の展開が待っていようとは、アタシは露ほどにも思っていなかった。そう、それは・・・いい意味でも、悪い意味でも・・・。

 気がつくと、他のお客さんは引き上げた後。会場の係員の人たちが忘れ物や落とし物をチェックしながら座席の間を通り抜けていく。ここまで来てアタシはやっとリアルに帰って来た気がする。でもまだ茫然としたまま、あたりを見回した。と、ステージの下座、一番左端の幕の影からみゆ希さんがひょっこり顔を出した。あたりを確かめてから、アタシ達に向かって手を振る。どうやら他のお客さんが誰もいないことを確かめていたみたい。それから姿を現して、ステージからするりと降りてきた――その後ろに・・・男性一人を伴って。
「リョウちゃん、みなさーん、お待たせしちゃってごめんねえ~!!」
みゆ希さんは叫びながら早足で上がってくる。係員の人たちはチラッとみゆ希さんの方を向いたが、聞かされていたのかどうか、すぐに黙々と自分の仕事を続けた。みゆ希さんの後をついて、その男性も軽い足取りで上がってくる。
「みゆ希さ~ん!」
と、アタシも手を振り返して、やっと席を立って彼女を迎えた。
「ありがとう、みゆ希さん! すっごく楽しかった・・・。」
 アタシは言いかけて・・・その人を見て凍り付いてしまった・・・。その人、みゆ希さんの後を追ってついてきたその人・・・。うそっ!!!!!!!!!!!!!! ま、ま、ま、まさか・・・!!!!!!!!!! まさかの・・・・まさかの・・・・まさかの!!!!!
「そりゃ~よかった!! 紹介するね、これがユウジだよ~! ホンモノだぞ! ナマユウジ!!」
うそおおおおお――――――――――――――――――!! ホントにホントのユウジだあああ・・・!!しかも素顔の、グラサンかけてない・・・・す、す、す、素敵すぎる・・・・・!! 間近で見ると・・・やっぱオーラすっごい、パネエ、うわああ・・・・。
 アタシは一瞬めまいがして気が遠くなりそうになっていた・・・・・。
 ああああああ・・・・・、う、嬉しすぎるよ、もうアタシどうなってもいい・・・・と、はしゃぎそうなアタシは次のセリフでこけそうになった・・・ていうか、別の意味で気が遠くなりそうになってしまった・・・。
「ヒッデーなあ、みゆ希姉。その言い方キショイよ~。人をナマゴミみたいにさあ。」
・・・・・あれ。・・・今のセリフ誰が言ったの?
「ヤハハハ、ゴメンゴメン!」
「ど~も。このたびは快くワタクシの招待をお受けくださって痛み入ります。ご堪能いただけましたでしょうか? まあ、良かったに決まってるだろうけど~。」
・・・・はい~?・・・
「てか、君が涼香ちゃん? みゆ希姉から聞いてたけど、可愛いねえ! 予想よりはるかにイケてるわ。君ならアイドルで売ってもいいかもよ、あ~、でもハタチ過ぎてんだっけ。惜しいなあ~! やっぱ十代でないとキツイかな。」
すみません・・・てか誰?
「ユウくん!! やめなさい! セクハラ発言よ、それ!!」
「あ~ん、みゆ希姉ってば、ちょっとしたウエルカムジョークじゃん。ごめんねえ、涼香ちゃん。ちょっとオレってば調子こきすぎ?」
こ・・・こ・・・これが・・・ユウジ?! マジで? なんてゆうか・・・・軽っ!!!!! この人軽うっ!! 
「軽薄に見えるからやめなさいっつってるでしょ!!」
と、みゆ希姉様は彼の頭をはたいた・・・。
「あいたっ!」

「まったくアンタときたら黙ってればイケメンなのに、喋ると超軽いんだから、もうちょっと口の利き方に気をつけなさいよね! ゴメンね、リョウちゃんたち、コイツこういう奴なのよ、残念なイケメン。根は悪い奴じゃないって言うか・・・まあ・・・バカじゃないんだけど・・・・バカだし。」
「みゆ希姉、ソレどっちよ・・・。」
「だからコンサートとかでは喋んないの。喋ったらボロッボロだから。」 
 ユウジは・・・あ、いや、“さん”つけなきゃ失礼だよね、ユウジさんはみゆ希姉を軽く睨んだけど、こっちへ向き直ってニッコリすると今度は低めの落ち着いた声で
「どうもいきなり失礼しました、根が正直なもんで。あー・・・ライブ直後なんでテンション上がってるのと声が少々ハスキーになってるけど勘弁してね。本当に今日はようこそいらっしゃいました。涼香ちゃん、改めてありがとう。それから山科くんだっけ? それとそのご母堂?」
と、ユウジさんはおばさまの方へ紳士然として胸に手をあてて恭しくお辞儀をした。

「お目にかかれて光栄に存じます、マダム。お元気でしたか? お楽しみいただけましたでしょうか?」
「ええ、とっても! ありがとうございました。私までご招待いただけるなんて、こちらこそ光栄です。本当に嬉しかった・・・。素晴らしかったですわ。心から楽しみました。本当にありがとうございました。」
おばさんは心底感動し、感心した顔で満面笑ってそう返す。おお・・・さすがオトナは違う! て・・・あれっ?
「お気に召しましたなら幸いです。」
ユウジさんは目を細めて優しく微笑んだ。・・・あれれ・・・。今しがたまでの軽薄さがウソみたい・・・。この人、いったい・・・。それに・・・。なんだろう、なにか違和感が・・・。
 アタシの小さな疑念をスルーして、彼は、不安とか嬉しさとか戸惑いとか安堵とかごちゃ混ぜになったようなフクザツな顔をしている総くんの前に膝を折ってかがみこんで、まっすぐ総くんを見つめて
「伺いましたよ、事故にお遭いになったそうで・・・大変でしたね。もうだいぶおよろしいので?」
「あ・・・はあ・・・、まあ・・・。あの・・・ありがとう・・・ございます。」
総くんはしどろもどろで頷いた。いろんな意味で無理ないけど・・・。
「どうかくれぐれもお大事に。」
と、そこで立ち上ったユウジさんはさっきの軽薄な?口調に戻って、総くんに意地悪く
「たく! お袋さんに心配かけちゃいけねーぞ! オレもクソ親父はともかくお袋だけは大事にしてんだかんね! このオレを見習いたまえ!」
「だーかーらー!! やめなさいっていってんでしょ!! 何回言えばわかるの、バカユウジ!! なに上からエラソーな口利いてんのよ! やっぱバカよ、あんたは!」
と、みゆ希姉様はまた彼の頭をはたいた・・・。
「あいてっ!!」
・・・これはデジャヴじゃないよね・・・。


・・・TO BE CONCLUDED.
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創作小説 SUNSET ORANGE CHAPTER1 PART.9

2014年05月15日 07時04分42秒 | 創作小品
「え?! 何だよ・・・何も泣くことないだろ?・・・そこまで喜ぶ・・・。」
「いいでしょ~、だってあんまり嬉し過ぎるんだもの。あー、ホントに心底嬉しい、言葉にならないくらい!」
おばさんの照れた泣き笑いに総くんはちょっとびっくりしている。でも、それって総くんがちょっぴり元気になったからじゃないの?! さすが、親心だなあ~・・・。アタシはそこにも感動した。うふ、楽しい一日になりそうだ! 今からとっても楽しみ。この招待状はもう一生の宝です!

 そして・・・あれよあれよと言う間に日が過ぎて、秋風が身にしみるその日が来た。てか、来ちゃった~!! すごく待ち望んだその日。日頃の行いがいいからその日は秋晴れの晴天。午後6時半の開演時刻に合わせて、アタシたちは6時前に神奈川県民ホールに着いた。人が多くて車イスはやっぱりちょっと辛いなあ~・・・。総くんもときどき車イスで外出して慣らしてきたけど、さすがに今日は緊張気味だ。改めて障害があるって大変なんだなってアタシはしみじみ味わった。これからもずっとこんな感じなのかな・・・。リハビリ次第で歩けるとは聞いてるけど・・・。でも、今はそのことも置いとこう、今日は楽しまなきゃ損だもん。
 入り口受付まで来たら、ホールの中から誰かが手を振ってくれた。みゆ希さんだ! 来てくれてたんだ・・・。アタシはほっとしておばさんを促しながら総くんの車イスを押して近づいた。みゆ希さんは出入り口にしていないガラス戸をロック解除して開くと身を乗り出して手招きした。
「やっほー、リョウちゃん! こっちこっち!」
「みゆ希さん! よかった、今日は来れないかもって言ってたから・・・。」
「あはは、ムリクリ都合着けちゃった! ダイジョブだった? えーと、そちらが総くんだね?」
「あ・・・はい・・・。」
突然キレイなお姉さんに声をかけられたせいか、珍しく総くんがかしこまってる。おばさんが代わって
「山科です。このたびはお招きいただいて本当にありがとうございます。」
みゆ希さんがとりなしてくれたことは二人には話してある。みゆ希さんは
「あ~、どうも! お母さんですね。あたしは涼香ちゃんの友だちというか姉貴分というか、まあ、そんな感じのモンです。」
と、わかったようなわからないような自己紹介・・・。
「井上みゆ希と申します。どうぞよろしく。」
ニコニコ笑うみゆ希さんに・・・通りすがりの外野連中が振り返った!
「ねえ、あれ・・・小城みゆ希じゃない?」
「えー、なんでなんで? 今日テレビ来てるの?」
「わあ、あれアナウンサーの小城みゆ希だ! ナマだよ、写メる?!」
などとぼそぼそと・・・。あ、小城というのはみゆ希さんの旧姓ね。アナウンサーとしては今も芸名みたいに旧姓で行ってるんだ。
「あはは・・・周り、うるさいからさっさとあっち行こっか。」
周囲をはばかってみゆ希さんはアタシたちを促した。
 みゆ希さんの案内で客席の中ほどにある車イス専用ブースに向かう。このホールには何度も来ているけど、やっぱりアタシにとっては障害のある人は別世界だったんだ。こんなブースのあることすら知らなかったんだもん・・・。なんだか申し訳ない気になりながら、アタシはその付き添い人用のシートに腰掛ける。アイドルを間近で見たいミーハーファンには不向きだけど、そうでなければここは特等席と言っていい。ステージ全般が均等に見渡せて、おそらく音的にも一番の席だろう。
「じゃ、あたしはステージの裾に行くから、堪能してね。」
みゆ希さんがそう言った。
「本当にありがとうございます。その・・・ユウジさんにもくれぐれもよろしくお伝えください。私までお招きいただいて本当に心から喜んでます、お礼申し上げます、と。」
と、おばさんは深々と頭を下げた。みゆ希さんは手を振って
「いえいえ、どうかそんなにお気になさらずに! そうそうそれから、コンサートが済んでも帰らずにここで待っててくださいね。あたし後でもっかいここへ来ますから。じゃあね、リョウちゃん、総くん! 楽しんでってね!」
まるで自分が主催者みたいにそう言うと、みゆ希さんは小さく手を振り、ポケットで震えたスマホを手に取り出ししながら人波をすいすいかき分けて行ってしまった。忙しいんだろうな、だのに相変わらずのフットワークの軽さ。
 感心しながら総くんに振り返ると、彼は何だか切なげな目でステージに置かれたグランドピアノを見つめていた。そういえば、総くんも少しピアノ弾けるんだったよね・・・。それをアタシにナマで聞かせてくれることがあるのだろうか・・・。

 ライブは・・・今更言うまでもないけど申し分のないものだった。大ファンの証、ほとんどの曲をアタシは知っていたゾ。知らないのはこのライブで初めて歌うという新曲と、頼まれて人に書いたという曲くらい。アイドル系じゃないので黄色い声援はあんまり飛ばないけど、あちこちからコールは起きる。アタシも・・・この席だから我慢したけど実は言っちゃう方。ユウジはライブでもあまり喋らない。MCは短めで、曲紹介や近況、バックのメンバー紹介くらいはするけど、そういう意味じゃあまり面白いことは言わない。喋るより音楽で聞いて欲しいという芸術家タイプなんだ。グラサン・・・じゃないや、サングラス掛けてることが多いので表情もよくわかんないけど、それも音楽で勝負!と思っているから・・・とアタシは勝手に思っている。

 総くんもおばさんもアタシと同意見なのかどうか、じっとユウジを見つめてじっくり耳を傾けていた。特におばさんの目は優しかった。まるで最愛の息子を見守るお母さんみたいな・・・。て、最愛の息子そばにいるじゃん。つまり、総くんを見守るのと同じような視線でユウジを見守っている。本当に好きなんだな、おばさん。そういや、総くんがユウジのファンになったのも、もとはといえばおばさんが家で聞き倒していたからで、あまり聞かされるもんだからそのうち感化されたんだって聞いたっけ。もう、どっちが息子なんだか(笑)
 そしてアンコール1曲目は・・・ショパンの幻想ソッキョウキョキュ・・・噛んじゃったよ・・・えーと、幻想即興曲?


なんか凄かった・・・。結構耳にする曲じゃないの!って思いつつも・・・クラシックは結局あんまりよくわかんないんだけど、でもユウジってなんでこんなに難しい(たぶん)曲をさらっと弾いちゃうんだろう。ていうか、何でクラシックの道に進んでないんだろう、上手すぎる・・・。きっと絶対クラシック曲ばかりのピアノコンサート開けるよ・・・。聴衆もみんな思いがけない選曲だけどうっとり聞き惚れている。クラシックも悪くないじゃん、て感じで。イヤイヤイヤ、悪いわけないんだけど!!
 そして最後の曲は『SUNSET ORANGE』だった。アタシは総くんの言葉を思い出して、目を閉じて砂漠の風景をイメージして聴いてみた。・・・なんか、今までと違う歌に聞こえる・・・。ホントだ、砂漠の方がしっくりくるよ・・・。ああ、今までアタシは何を聞いてたんだろう。オレンジに焼けた空と砂漠・・・これ以上この歌に合う情景はないに違いない・・・。
 聞いているうち、何故か知らない間にアタシはうっすら涙を浮かべている自分に気づいた。泣ける程感動するっていうことは確かにあるけど今回は・・・本当にこの歌の心に触れたから・・・きっとそうだよね。やっと本当にこの歌が理解できたんだよね、アタシ・・・。
 演奏がすべて終わって、ユウジは席を立ち、ステージの中心で深くお辞儀をした。それから、いつもそうなんだけど、ここでようやくサングラスをはずす。ホントは結構イケメンなのに、いつも中々素顔を見せてくれないんだよ。ネットで彼の素顔を検索しようとしてもなかなかヒットしない。サングラスを持った手を大きく振って、もう一度頭を下げると、最後はマイクを通さずに「ありがとうございましたー!」と叫んで身を翻すと、長めのジャケットのすそをひらりとなびかせてクールにステージを降りて行った。ああ・・・・やっぱいいなあ・・・・。ユウジ、サイコーだ・・・。


・・・TO BE CONTINUED.
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だって いつも 忙しいんだからさぁ

2014年05月13日 06時06分34秒 | 徒然雑記&連絡帳
今、私は職場に2か所、席を持っています。
なんやかやの諸般の事情で
文字通り、別々の部屋にそれぞれ机とPCを持っていて、
まったく独立した2系統の仕事をしているわけで。
一つは毎週締切がある週刊の仕事、
もう一つはおおまかにひと月ごとのサイクルのある仕事。

・・・・まあ、だからといってスゴイわけでも何でもなく
両方の部署のスキマを埋めるようなことをしているような、みたいな。

とりあえず、何だか忙しいような・・・・気がするような・・・・。

どちらの部署もそれぞれの部署の営業さんの仕事次第で
忙しくなったり手持無沙汰気味になったり・・・・
それも波がオオアリで。



要するに、まあ、よくあることかもしんないけど
忙しい時に限って次々にやらんならんことができ、
そしてバタバタするとミスも起きやすい。
ミスが起きるといらん時間を食ってますます忙しくなるのは
どこも同じ悪循環のお手本のごとき状況なのですね。


そりゃ、まあ、申し訳ないですけど~

と、SMAP「たぶんオーライ」がアタマを巡ります。

人生 たぶんオーライ

「がんばりましょう」

どんな時もくじけずにがんばりましょう

かっこわるい毎日をがんばりましょう

「オリジナルスマイル」

山ほどムカツクこと毎日あるけど くさってたらもうそこで終わり


「だいじょうぶ」

運や巡りあわせ うまくいかないことばかりで
結果っていうもの出せない自分が だんだん嫌になってた

何故精一杯やった自分を責めるんですか?と言われ
そのあなたの一言が胸の奥しまいきれずに泣いた


「負けるなBaby!~Never give up~」

頑張れ君負けるな 頑張れ君しょげるな
まだまだくじけちゃ 勝てない


そーかも、だけどこう返す。


「Fine,Peace」

がんばって そういう言葉に耳をふさぎたくなり
今だって十分やってる だからもう認めてくれよと
そう言って叫びたいことも 何回もあったけど



・・・みんなもそう思ってるのかな、なんて思いながら
きっとみんな同じなんだなと思いながら
相変わらずSMAP聞いてる毎日です。
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創作小説 SUNSET ORANGE CHAPTER1 PART.8

2014年05月12日 10時04分00秒 | 創作小品
「確かに・・そうだよな。だから・・・ごめん。」
「ううん、総くんが悪いんじゃないよ、アタシがいけなかったの。ごめんね。」
アタシがもっかい頭を下げると、総くんは苦笑いして
「なんかお互い謝りあいだな。そういや初めて会った時もこんなだったっけ。」
「そうだね。」
アタシも苦笑い。でも、ようやくホッとしてアタシは総くんに近寄った。
「そのお詫びって言っちゃなんだけど、凄い物持ってきたんだ。余計なことかもしれないから嫌だったら要らないって言ってね。・・・これ。」
 アタシは店長を通してみゆ希さんにもらった封筒を差し出して見せた。表書きは丁寧な楷書(もちろん手書き)で「菊川涼香様」と書いてある。総くんが怪訝そうに見たので、アタシはちょっと得意げに裏を返して見せた。そう、そこには差出人・・・ていうのかな、名前が入っている。「YUJI」って・・・。
「? ユージ? 何これ。」
「開けていいよ。」
「ああ・・・。」
総くんは不思議そうに中を開く。ポストカード大の封筒の中身は無地のカード。それを開けて中のメッセージを読んで・・・総くんはびっくりしてアタシとカードを交互に見た。
「これ・・・これ!!」
「えへへ、見た通りユウジからの招待状だよ。」
「ま・・・マジで?!」
「マジで!! 本物よ。信じて、本当にホンモノ!」
 ちょうどその時、おばさんがドアを開けて入って来た。

「あら、涼香さん・・・。」
「こんにちは。お邪魔してます。」
アタシが微笑んだのでおばさんは仲直りしたと悟ったのだろう、まずは安心した顔をしすぐに困った顔で
「ごめんなさいね、この子、この前ひどいこと言っちゃったみたいで・・・。」
と軽く頭を下げた。アタシは手を振って
「あ、いえ、大丈夫です。それよりちょうどよかった! おばさんもこれ見てください。」
「え? 何かしら?」
「母さん、スゲーよ、これ見ろよ!」
総くんも・・・総くんにしては?興奮気味でカードをおばさんに差し出した。
「なあに?」
「招待状、ユウジからの!」
「えっ・・・!」
おばさんもびっくりしてカードを覗きこむ。
「涼香が持ってきたんだけど、ホント―にホンモノだよな、これ。ドッキリじゃ・・・ないよな?」
「何言ってんの! こんなとこで総くんにドッキリしたって誰も笑ってくれないよ~! ホンモノだってば! 詳しいことは言えないんだけど、たまたまちょっと伝手があってね・・・その・・・友達が事故にあったんだけど――あー、勝手に名前教えてゴメンね、でも名前しか言ってないから・・・。で、ユウジのファンで・・・って話したら、取り次いでくれたの!」
 そのカードにはこう書いてあるんだ。

『菊川涼香様、山科総司様を
来月28日神奈川県民ホールにて開催されます
私、ユウジのライブコンサートに謹んでご招待申し上げます。
山科様は車イスにてご観覧と聞き及びました由、
必ずご母堂お付き添いの上でお越しくださることを
必須条件とさせていただきます。
当日お越しの際はこの招待状をご持参の上、受付の者にご提示ください。
速やかにお席までご案内差し上げるよう申し伝えておきます。
楽しいひと時をお過ごしくだされれば幸いです。
ユウジ』

「マジ、スゲーや・・・これ・・・。ユウジ直筆の招待状なんて、なんか信じられない・・・。」
「行くよね? 総くん・・・。」
総くんは・・・なんか戸惑った顔をしてる。
「ああ・・・そうだな・・・。母さん、母さん行く? なんか・・・まあ、その・・・折角だしさ・・・。」
あれれ、なんか素直じゃないなあ・・・。ホントは行きたいって顔にかいてあるのに、ナニそのセリフ。ああ、そうか、路美ちゃんの言う通り、総くんてツンデレだもんね。ふふ、意地っ張りだなあ~。じゃあ、おばさんは・・・
「・・・・・・。」
あれ? おばさん・・・。あらあら、こちらはなんか茫然としちゃってる・・・。
「おばさん?」
「あ、ごめんなさい、なんかボーっとしちゃって・・・。これ・・・私も行っていいの? 本当に?」
「だから・・・母さんが行ってくれないとオレも・・・行けないんじゃん・・・。」
「そう・・・そう、私も行っていいのね・・・。」
おばさん、すごく嬉しそうだ。よかった~!! まあ、アタシは便乗みたいなものだけど・・・自分も行ける、総くんもおばさんも喜んでくれた。アタシもただライブに行くっていうのの何倍も嬉しい。みゆ希さん~~~~ありがとお~~~~~~~!! もう一生恩に着ます~~~~~~~!!!!!!!! アタシは神様とみゆ希様に祈るように天を見上げ・・・天井を見上げた。なんか変だけど・・・。
「これ、マジなんだな、そっか・・・。あの・・・ありがとな、その・・・うん、マジありがとう。折角だから、何とか行く・・・わ。」
・・・なんて総くんたら、なに照れてるんだか。
「いえいえ。ていうか、アタシは何にもしてないんだけど・・・。話をしたらその・・・ちょっとした知り合いの人が手配してくれたの、でもホントは内緒なの。絶対他の誰にも話さないでって言われてるから気をつけて、お願い、内緒にしといてね。あ、でも姫島くんと路美ちゃんには言っていいよ、断ってあるから。仲間には黙っていられないでしょ、厳重に口止めした上でなら話していいよって、言ってもらってる。二人にまで内緒にはしたくないでしょ。でも、それ以外は絶対に言わないでね。でないとその手配してくれた人にもユウジにも迷惑かけちゃうから。それだけお願い。」
「うん、わかってる。 ああ、でもやっぱちょっと・・・いや、ケッコ嬉しいわ。・・・おかしいな、ユウジのライブ初めてでも何でもないのに、オレ、高校の時から何度も見に行っているのに今回はなんか・・・いつもよか嬉しい気がする・・・。」
と、総くんはちょっとしみじみしてから(でもやっぱツンデレだ・・・。)
「つーか、当たり前か。・・・本人に招待されたらそりゃ舞い上がるわ。・・・親同伴てのがかなり恥ずいけど。」
「うふふ、そうだね。でもいいじゃない、おばさんも大ファンなんだし。ね、そうでしょ? おばさん。」
「ええ・・・もう、私もすっごく嬉しいわ。ありがとう!! 涼香さん、ああ、なんだか夢みたい・・・。」
「そういや・・・オレより前からファンなのに母さんライブ行くの初めてだよな・・・。」
「うふふ、だから余計嬉しいんじゃない。本当に・・・嬉しいわあ・・・。」
と、おばさんはちょっとばかり涙ぐんでる・・・・?!


・・・TO BE CONTINUED.
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