goo blog サービス終了のお知らせ 

ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

創作小説 SUNSET CHAPTER 9  PART.11

2011年05月22日 21時00分05秒 | 創作小品
「…やれやれ、俺はホントに八方美人だね、みんなとうまくやりたいし仲良くしたいんだよ。みゆ希を仲間に入れることには賛成してくれたんでしょ? つまり増員でしょ? メンバーチェンジじゃないよね。だから涼香はずっといてくれるよな…。それともそこまで期待するのはまたもっと重いものを背負わせてしまうことになるのかな…。」
「……うう…だから店長なんて大っ嫌いだって言うんですよお…。たった今は大嫌いだけど…大好きでしたよ…。もう、過去形にしてやるんだ!」
涼香は泣き笑いの顔になってそういうと俺をにらみつけた。
「アタシだからいいけど…みゆ希さん泣かせたら…殺しますよ!」
「ああ、はい! 気をつけます!!」
「きっとですよ…。」
「うん、きっと。」
 涼香はあふれかけた涙を拭って、なんとか笑ってくれた。だから俺は顔の高さに手を挙げて涼香に向けた。
「なんですか…?」
「んー、イヤ、なんとなく。握手。」
「もう……しかたないなあ~。確かにアタシがいないとこんな店三日で潰れちゃいますもんね!」
「うん、だから頼むな。」
涼香は憎まれ口を叩いて俺の手をぐっと握った。恨みがこもっているのか?痛いほどに。それから俺に急に抱きついてきて…俺の肩で泣き出した…。
「涼香…。」
「ちょっとだけ…借りてもいいでしょ?! ちょっとだけだから!!」
「うん。…ホントにごめんな。ありがとう。」
俺は涼香の頭を軽く抱えた。

「だから、用がないなら戻ってちょうだい。俺一人であのメンツの面倒は見れないよ、手伝ってくれないと。お前がいなきゃホントダメだね。」
 涼香は黙って――でもしっかりと頷いてくれた。

 その後はまた酒もないのに小宴会になり、一応みな機嫌よく帰って行った。もちろん涼香も戻って手伝ってくれた。しっかり機嫌も直して、元気に明るく。ホントにいい子だよ、この子は…。みゆ希とも仲良くなってもはやマブダチのノリ。このノリの良さが涼香のいいところだ。もちろん、ノリではみゆ希はそれ以上だけど…少々大人気ないのが俺は気にならんでもないのだが…。
 そのみゆ希も上機嫌で帰って行った。したがって勝負パンツはお預けだ。イヤイヤイヤ、いくらなんでも、まだ俺はそこまではするつもりはないよ?! 嫌じゃないけど、全然!! …だからオトナってのはメンドくさい。好きなだけではダメなのだ。責任ってもんがある。遊びとかじゃないなら余計に。
 片付けもすんだらもう結構な時間になった。いろんな意味でとんだ定休日だったな。よかったといわなきゃならないんだろうけど、正直マジ疲れた…。
「さて、明日もあることだし、さっさと寝るか、今日は。」
「井上さん、先に休んでください。あと僕がやっときますから。」
清司がそう言ってくれた。
「ああ、でもまあ大丈夫だよ。」
「すみません、井上さん。…あなたの方が僕よりずっと大変な目にあってきて、たくさん辛い思いしてきたのに、助けて貰ってるの僕の方ばかりで…なんか、何も役に立ててなくて…。」
「ん? そんなことないぜ? いろいろやってくれてるでしょ。助かってるよ、俺は。」
「そんな…。」
「それにな…今日俺が今まで話せなかったことが話せたのも、みゆ希のお陰ももちろんあるけど、お前のお陰でもあるんだよ。」
「え? 僕は何もしてませんけど…。」
「う~ん、なんていうのかな…前にも言ったけど、お前と俺とはなんか、どっか似てるんだよ。やって来たこととか、立ち位置みたいのが。急に兄弟が見つかったってことまでそっくりでしょ?そうするとさ…お前は俺自身を映す鏡みたいっていうのかな? 自分を見ている気になるんだ。そうやって外側から自分を見てるとさ…いいかげん俺もトラウマをこえなきゃならないなって思ったりしてな…。過去に負けてちゃ悔しいし。そう思えたんでさ、とっさに…ホントにいち刹那で腹くくった。この際喋っちゃおうって。」
「………。」
「だからお前にも世話になったよ。直接的ではないかもだけど。その上話聞いてくれたしさ、感謝してるよ、ホント。」
「はあ…でも、僕はやっぱり何にもしてませんけど…。」
清司は相変わらず恐縮するような顔だ。具体的に何の行動もしていないと言いたいんだろう。
「ははっ、まあ、あくまでそう言うんならこれから出来ること見つけて何でもいくらでもやってちょうだい。とにかく今日はもう休もうぜ。眠いわ。」
「はい。だから後は僕がやっときますから、井上さんは先に休んでくださいって。」
「わかった。じゃあ、そうさせてもらうよ。先、風呂入ってこよう。」
俺は笑って浴室へ向かった。

 翌日は朝からいつもどおりの平常営業。かなり冷え込んでいる。さすがにもうすっかり冬だ。9時に開店して、しばらくしたら毎朝の散歩とその途中のコーヒーを日課にしている湯里さんと沖本さんがあいついでやって来た。
「おはよう、いやあ、寒い寒い!! カズちゃん、早いとこあついの入れてくれや! すっかり冷えちまった。冬だねエ、もう。」
「ふう…あったかいとこはいるとホッとするねえ。」
「おはようございます。ちょうど出来たところだから、すぐお出ししますよ。そろそろ来られると思ったし。」
ミンツをくわえてそう答えた俺は、二人の方へちょっとはにかんだ(と、自分で思う)笑みをむけた。湯里さんが気づいて言った…。
「??? あっれえええ?! カズちゃん、あんた、その目! どーしたの?!」
ついで沖本さんも
「目? おやああ?! こいつは驚きだ! どしたの?! え? 左目だけ青いぞ??」
「すみません、ずっと隠してましたが、これが私の本当の目なんですよ。」

 そう…カラーコンタクトはもう必要ない…。


CHAPTER 9  END
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

KAIGO.介護 巻の百五 展覧会に行こうよ

2011年05月19日 21時08分01秒 | 介護な日々
2010年2月4日

11時に病院へお迎えに行きまして、今日はお友達のKSさんがお姉さまと共同で
ギャラリーで展覧会を開いていらっしゃるので、それを見に行きます。
場所は大阪・西天満。ここらへんはギャラリーや美術商が多い。
ちゃちゃめの、陶芸家をやってる大学時代の友達も、
しばしばこのあたりで個展やグループ展を開催したはります。
ちい兄の車に車イスを積み込み、母のオシリを支えてなんとか乗車させようといつもながらの四苦八苦。
でもこの日は一時より足がしっかりしていて、オシリはうまくあがりました。
西天満までちょびっとドライブの間、終始喋り詰め。但し内容はようわからん。
聞き違いも多くて会話になってないことも。でもまあ、和やかに・・・。
BGM(カーステですな)は母お気に入りの歌を集めた「お母さんの愛唱歌集」
賛美歌の「主我を愛す」をいっしょに口ずさんでいました。
「『故郷をはなるる歌』は一番好きや」とも。

ギャラリーに着きますとたちまち人気者??

おなじみさんがたくさんお見えで、KSさんも大歓迎。
いろいろと励ましの言葉をいただいたり談笑したり。

KSさんはチベットあたりの絵をメインにお描きになっていらっしゃいます。
大きなキャンバスに油彩で”峨々たる山々、青海湖のあたり”
曰く「もうひとつのシルクロードで、キャラバンの通る道です」とのこと。
もちろん実際に現地に行かれてスケッチされて、
帰国してからスケッチを元に大きな絵をお描きになっているそうで。
他には安曇野などのスケッチを飾っておられました。
また、お姉様は絵画ではなく織物制作をなさっていて、
隣の部屋の壁面に素敵なタペストリーを展示しておられました。

・・・で、母はと言うと・・・
作品を見ないわけでは決してないのですが、
作品よりもそこにいる人々を興味深く”鑑賞”しておりました・・・。
ヤレヤレ、なんでかようわからんのですが、
そういや動物好きということで天王寺動物園に行きました時も
結局動物たちよりも観客や親子連れの観察に余念がなかったなあ・・・。
まあ、今回旧知の皆様に会えて、おしゃべりもできて、本人はいたって満足したようです。

帰路は少々疲れたのか無口になり、病院に帰った時は不機嫌モード。
昼食は例によって「おいしない」で半分くらいしか食べず、お茶ばっかり飲んでます。
確か・・・主婦の会のセールのときとおんなじかも。↓再掲ですが。

更にベッドに横になる時は「そこにお菓子がある」と・・・。
そういうもんは食べると言うわけで・・・・幼児と一緒ですかな・・・????
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グダグダでハガレンな近況報告

2011年05月17日 21時54分30秒 | 徒然雑記&連絡帳
ブログが滞りがちなのは、シゴトがハードでへろへろなせい。

などというようなことを前に書きましたが実はそうだけどそうでない。

シゴトはハードというよりはシビアです。
残業が多いわけではないです。てか、家庭があるのであまり遅くまで残れません。
だから限られた時間内にせなあかんことがあまりに多すぎて大変なのです。
更に今うっとこの営業部は業績が悪くてボロボロでどん底で全社中最下位なので
社内の空気が悪いの何の・・・部長の説教と叱責が長いの何の・・・
うちら新人にはあまり関係ないけど明日はわが身と思うと重たいの何の・・・ずーん・・・

土日休みの週休二日制ですがキッチリ休むとシゴトがやりきれない現状があり
実質土曜日も2回に1回は半日シゴトになってしまいます。
とはいえ、自由時間が全然ないというようなことはありませんし
諸般の事情で自宅にシゴトを持ち帰ることもほとんどないです。てか、持ち帰り禁止です。

てなわけで、うちへは夕食までに帰るから、それから夕食の用意やらなんやら
やること〈家事)はあるっちゃあるけど、まあそこはテキトーで。
日中家事手伝いのお姉ちゃん(長女のこと)に買出しや掃除、夕食の用意もしてもろたりしてるし。
で、食事と後片付けがすんだら、寝るまでは結構自由なわけで。
で、その時間にブログの更新やブログカットを描いたりスキャンしたり・・・・
・・・・・・すればブログは滞らないはずやん?!

イヤイヤイヤ!!

沢田研二ショーの記事はその大方をGW中のお休みに書きだめしといたものです。
それを投稿してたので、表向き?コンスタントにまめに更新してるように見えますが
実はきっちりさぼってました。ホンマは滞っておりましたのです。

そしてブログが滞った最大の理由は
「ハガレン」こと「鋼の錬金術師」にはまったせいです!!!!!

イッキ読みを2回した後TUTAYAにDVDの”オトナ借り”に行きまして
2シリーズあるTVアニメで、原作に忠実である2期目の
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」を
連日ガン見しております。”ながら”じゃないよ、マジ、ガン見。

・・・・・・・面白いです。すごい面白い。

はまりやすい性格だと言うのは学生の頃からわかっておりましたとも・・・。
ファイナルファンタジーもどんだけはまったか・・・・・。

AMAZONで主題歌集のCDも買ってしまった・・・
新品なのに600円引きで!!! ラッキ!!

というわけで、もうしばらくハガレンにはまり続けます・・・。

・・・・ちょっと世間からは遅れてますけどwww(←とっくに連載もTVも終了している)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぼくらもテレビ探偵団~「沢田研二ショー」⑤

2011年05月16日 21時39分33秒 | ジュリー・・・思い出雑記あれやこれや
沢田研二ショーレポートの最終回でっす。

第21回・・・クルーザー対談 VS今現在の嫁はん・田中裕子さん
まあ、クルーザー上で魚焼いて一緒に食べて、語らうシーンばっかりなので、
ファンとしては・・・どうですかねえ、ワタシ個人としては全然面白くない回でした。
憧れの女性と対談するジュリーにやきもきしたという意味ではないですよ。
単純に、つまんない企画だと思っただけです(個人の感想ですってば)。
もちろん結婚・・・イヤ離婚前です。
この頃はまだ「田中さんの大ファンなんです」てなことを言ってた頃。
寅さんの映画で共演したりラジオ番組にゲストとして招いたりして喜んでた?頃。
ジュリーも憧れのスターの前に出ると、普通にファンとして舞い上がるものなのね、と
むしろほほえましかったりもしたんですが、当初は!!
パンピー〈一般ピープル)にとっては遠い存在で、
おしゃべりさせていただくことさえ叶わないのが”芸能人”ってもんですが、
同じ芸能人の立場にいると即座にお近づきになれていいわねえ~、と
変なところで羨ましかったもんです。
もちろん仕事上での話で、ですが、ラジオで明石屋さんまさんと対談した時に
田中さん相手に先にキスシーン撮ったのは「わしの方が先や!」と自慢するさんまさんに
ぶーぶー文句をたれていたジュリーにあきれ返った覚えもありますわwww


第22回・・・ザ・タイガース特集
なつかし映像「シーサイドバウンド」ではじまりはじまり。
ゲストに森本太郎さん&岸部一徳(タイガース時代は修三)さん。
3人でイッパイやりながらVTRを眺めてあれこれベタベタの関西弁でおしゃべり。
メインは映画のお話でした。
タイガースの映画と言うと「世界は僕等を待っている」「華やかなる招待」
そして「ハーイ!ロンドン」の3本です。
それぞれの名場面を見ながら感想を言い合う3人ですが、
実は3人とも「こんなん全然覚えてへんなあ」
超過密スケジュールで走り回っていたタイガースですから、
映画に出はしたものの、仕上がった映画は全く見たことがなかったそうです。
それから明治デラというチョコレートのCM再生。
「みんな、そんなにデラが好きなの?」というなべおさみさんみたいな声のナレーションに
メンバー全員が片手をちょっと挙げて「はあい」と応える、何か幼いノリでした。
その後は名曲「君だけに愛を」。初めは往年の映像でしたが、
途中でこの少し前にあった復活のタイガースの映像に。
そしてラスト、「シーシーシー」でエンディングでした。


第23回・・・ジュリーシングル40曲メドレー
これはなかなかにオイシイ回でしたね。
ジャケを背景にソロになってからのシングル40曲を全曲歌うって言う。
カラオケ屋にないかしら?コレ。
大体はワンフレーズでしたがちょっと長く歌ったのもあり。
最後は新曲「きめてやる今夜」をエキゾバックにフルコーラス歌いました。
21回のクルーザー対談の方が後で収録したのでしょうか、
このころジュリーはNHK大河ドラマ「山河燃ゆ」(原作は山崎豊子さんの「二つの祖国」)に
出演するための役作りで髪をカリアゲにしたんですよね。
で、クルーザーのときは結構短くなってたんですが、この回はまだ長かった。
でも、「きめ今」歌う時は短くなってて・・・一回で録りきれなかったのかも。


第24回・・・「女たちよ」
当時ニューリリースのアルバム「女たちよ」から6曲フルで・・・口パクかもしれへんけど。
ゲストにアルバムの写真を撮影したカメラマンの横須賀功光(のりあき)さん。
このアルバムはまず録音された演奏をCP加工した、
つまりコンピュータ・ミュージックによる実験的アルバムでありました。
コンピュータ・ミュージックは80年代急速に広まり、日本中を席巻し、
その元祖はいわずと知れたYMO(イエローマジックオーケストラ)と言われていますよね。
でも確か実のところはジュリーの「TOKIO」がやや先行していたのではと思うのですが・・・。
レコーディングというのはたいていが先に演奏を録音し、そのカラオケにあわせて歌手が歌を歌って録音します。
でも、この頃のジュリーは確かエキゾと一緒に「演奏と歌を”せーので”録っていた」そうです。
しかし本アルバムはコンピュータを使っていましたので、
プログラマーのヒトが打ち込み作業をしていたとかで、曰く
「ずいぶん淋しい思いしながらレコーディングしてました」だそうで。
また、このアルバムは全曲作詞家ではなく詩人である高橋睦朗さんに詩をかいてもらったのですが、
内容は紫式部の「源氏物語」をイメージしつつ現代風に置き換えたものでした。
横須賀さん撮影の妖艶なジュリーの写真も明暗のコントラストが印象的でまさに耽美という感じでしたが、
結果的には少々実験的すぎたためか評判はイマイチだったようです。
あとでジュリーもラジオで「あれは暗かった」と残念そうに話していましたが
イヤ、ワタシはいいと思ったんですがねぇ・・・。大好きな1枚なんですが。
番組で歌った曲は「さすらって」「二つの夜」「ただよう小舟」
「夕顔はかないひと」「物語の終わりの朝は」「おぼろ月夜だった」
・・・ええなあ、久しぶりに聴いてみよっかな・・・。


最終回・・・生放送!沢田研二ショー総集編
スタジオいっぱいにテーブル席と立食形式のバイキングを用意して、
これまで番組にゲスト出演した皆さんを出来るだけたくさん招いての大パーティー。
もちろん、すっかりカリアゲ頭のジュリーがホストです。
でも司会は松宮一彦アナウンサーでしたが。
いろんなヒトにインタビューしながら名場面を見ながらの30分でした。
最後はやっぱり「きめてやる今夜」熱唱で締めくくりでございます。
司会の松宮アナのうしろで「とんねるず」の名前入り提灯を掲げる石橋貴明さんと
なにやら真剣に話し込む安岡力也さん&寺内タケシさんに
視線がどうしてもいってしまうという最終回、総集編でございました。
感想は賛否両論いろいろあれど、まずはジュリー、半年間お疲れさんデシタ!!という感じー?


と、言うわけで「沢田研二ショー」レポート、これにてお了い。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぼくらもテレビ探偵団~「沢田研二ショー」④

2011年05月14日 22時18分46秒 | ジュリー・・・思い出雑記あれやこれや
お待たせ~。沢田研二ショーの続きだす。後半戦突入!


第16回・・・このクラブ最高でっせ
仮想「CLUB珠梨」(じゅり、と読ませたいらしい)での楽しい一夜・・・(なのか?)
大勢のキレイドコロのホステスさんに囲まれてウハウハのジュリー・・・
・・・よく見るとホステスに囲まれてデレデレしている加瀬邦彦さんも発見。
ステージでは歌ありショーあり盛りだくさん(なのか??)
今で言うピン芸・物まねを披露するのはあの!竹中直人さん。若い~~~!!
それから花柳糸之社中ご一行様の踊り・パフォーマンスなどなど。
芸能レポーターの故・梨元勝さんもやってきてカラオケでジュリーと
「カサブランカ・ダンディー」を歌っておおはしゃぎ・・・・

・・・・・・・・・・・・・てかなにこれ?
女子大学園祭といい、前回の男超え女達といい、このあたり何がしたいのかよくわからん。
女性の素晴しさを訴えている? そうかなあ・・・・・????
美人やスーパーレディたちに囲まれてデレデレと嬉しげなジュリーで、誰が何をどう楽しむのか・・・
イヤイヤ、美人やスーパーレディにケチつける気は毛頭ありませんよ。
ただ・・・番組の目指すところがようわかりまへん。(トテいつものことですが個人の感想ですよ。)
まあ・・・前にも申しましたとおり、とっくに終わった番組に今更モノ申しても仕方ないんですが・・・


第17回・・・ミュージックショー’83
もちろんミュージックフェアのもじりです。司会役は原由子さん。久々マトモに音楽系の番組構成ですね。
サザン「EMANON」
ジュリー「Sweet Surrender」←原由子さん作詞
サザン「マルチダBABY」
ジュリー「SCANDAL!」
そしてサザン&ジュリー・EXOTICSで「BORN TO BE WILD(ワイルドで行こう)」
この歌ではサザンの桑田さんがジュリーたち(エキゾ込みということ)に負けじとメイクで登場!
いやあ・・・メイクした桑田さんなんてこれ以外じゃ見られません!
(正直ゼンッゼン似あってなかった・・・あ、桑田さん&ファンの皆様、ゴメンナサイ


第18回・・・甦るボードビルの世界
て、ボードビルの意味がイマイチわかってないんですけど。
ヅカのような、レビュー・・ってんですか? 電光キラキラの階段を
ラインダンスを踊るあの派手な衣装を身にまとったダンサーのお姉さんたちが踊りながら下りてくるって言う、
その真ん中を下りて来る今回のゲストは元祖コメディアン、その道のベテラン・由利徹さんと佐山俊二さん。
セットもしっかり本格的に二つのお芝居、喜劇を上演。
前半はお二人で「喜劇・山崎街道」という時代劇もののコント、
後半はジュリーも加わって、映画撮影の楽屋裏の面白おかしいコントでした。
キラキラ着飾った大女優に佐山さん、監督に由利さん、
何か勘違いして自分もステージ衣装みたいなの着てきた関西弁のボケたボーヤ役をジュリーがやりました。
こういうの、ジュリーはうまいですね~、さすがコテコテの関西人??


第19回・・・ジュリーのそっくりさん大集合
自薦他薦のジュリーに似てる一般のみなさんがそっくり度を競うの巻。
顔が似てるもあれば、歌まね、フリまねそっくりもOK。自分だけが似ていると思っているもアリ。
で、どこが似てんねん?! から、今で言うコスプレがお見事な人まで、
たくさん出ておられましたわ(予選では370人参加だったらしい)
司会はなんと! 島田紳助さん&故・松本竜介さん!!! 当たり前やけどわっか~~~~~!!!
審査員は紳助さん曰く「ジュリーのことは一番よく知っている」沢田研二さん
「2番目によく知っている」加瀬邦彦さん(よう出てくるなあ、さすが・・・)
「3番目によく知っている」渡辺プロ制作部部長阿木武史さん
「4番目によく知っている」放送作家宮下康仁さん
加瀬さんはもちろん後半お二人はこの番組の制作を担当している人で・・・(あんたらか!?←何が??)
判定は「ええと思たら」イーグルサム人形(1984年ロスオリンピックのマスコットです)を、
そして「なにしに来てん、はよ帰れと思たら」タコ人形をヒトシ君人形のように机上に置く、でした。
10代から70代まで、ほんまそっくりさんから「なにしに来てん」までいましたね~。
最後はエキゾの演奏で、大勢の”ジュリー”が「おまえにチェックイン」で大合唱!でした。


第20回・・・ジュリーと志村けんの爆笑コント
当時超人気番組「8時だヨ! 全員集合」にジュリーがゲストで出ると、
よくやってたのが志村けんさんとのショートコント。
いつもめちゃめちゃ面白かったなあ~。ジュリーも実に楽しそうにやってました。
前半は野球場でのコント。ジュリーがピッチャー、コーチが志村さん。
後半は飛行場でのコント。金属探知機の係員の志村さんに搭乗客のジュリー。
志村さんとのコントは、志村さんご本人がネタを考えるそうで、
ジュリーはいつもボケ役です。やっぱりこのボケがうまいねん。
もしかして、ジュリーって天然?? 素質あり??
今お笑いブームなんてゆうてあまたのお笑い芸人、コンビやトリオが大人気ですが・・・
コレ見て勉強せい!!です〈爆弾発言)・・・
ヤレヤレ、今のお笑いが全然面白いと思えないのはトシのせいでしょうか・・・


というわけで、続きはあと1回。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする