



坂田おさむさん・・・わかる方、結構いらっしゃるはず。
最近も含めて、この25年以内にお母さんになった人なら
まずほとんどの人がご存知でしょう何を隠そうこの方は
NHK ETV




歌のお兄さんと言うと、年配の方はあのおかっぱ頭のTさんを
思い浮かべることでしょう。確かにその通り。
ビューティフルサンデーなあの方は元祖歌のお兄さん。
でも、おさむお兄さんは最近のお兄さんお姉さんから見ると
間違いなく大先輩で大御所にあたるのではと思います。
今もETVのこどものうた特番になると必ず出ていらっしゃる。
そして、全然変わらない、いつまでもお兄さんでいらっしゃいます。

おさむお兄さん(と、私は呼びたい)が歌のお兄さんだったのは
1985年4月から93年4月までの8年間。
そしてこれはいまだに破られていないお兄さん在任最長記録、しかもダントツの。
いかに子供たちとお母さんから愛されたかわかるというものでしょう。
うちで一番上の子がこの番組を見る年になったとき
ちょうどお兄さんだったのがおさむお兄さんでした。
時のお姉さんは神崎ゆう子さん。

ついでといっちゃ失礼ですが、ゆう子お姉さんの6年在任も
お姉さんの記録ナンバー1(タイ)です。
・・・このお二人を私はゴールデンコンビ

ちなみにこのお二人の直後があの「だんご3兄弟」を歌った
速水けんたろうさんと茂森あゆみさんでした。このお二人も6年在任されましたけど。
で、今回はおさむお兄さんのお話。

もともとおさむお兄さんはシンガーソングライターでいらっしゃいました。
フォークギターを抱え、70年代ロン毛を伸ばし
ひたすら歌を作っては売り込みにあけくれ、
なかなか報われない日々を過ごしていらっしゃったそうです。
そんなある日、半ばヤケクソで売り込みに行ったNHKで、
「あなたお子さんがいらっしゃるならこども向けの歌をつくってらっしゃい」と言われ
娘さんを観察(?)しながら悪戦苦闘して作った初めての”童謡”が採用。

そしてついでに勧められて「歌のお兄さん」のオーディションを受けることに。
(ご本人曰く「交通費に目がくらんだ」。)
そしてそして、それに見事パスして
「俺が歌のお兄さんーーーーーー????!!!」
となったそうです。
いやあ、プロデューサーさん、すごく見る目がおありだったのですね。

おさむお兄さんのプロフィールを更に紹介しますと・・
本名は坂田栄一さん。1952年生まれ。

明治大学卒業後フォークグループのメンバーとしてデビューした後
1977年に”坂田修”の名前でソロデビュー。
ひょんなことから(上記)歌のお兄さんに”転身”して現在も
こどもと親子のための歌を歌い続けて有余年・・・。
トップに上げた歌はすべておさむお兄さん作詞作曲の
「おかあさんといっしょ」ではすでにスタンダード曲になっているものです。
中でも『どんな色がすき』はもっとも人気が高いのではないでしょうか。
CDブックにもなっているくらい。(買い損ねました・・・)
エッセイも数冊出版されてます。
(↓これは買いました。人柄があふれ出るとっても素敵な本です。)

数え切れない童謡のレパートリーを持ち、
あの武道館でおさるさん

自作曲も数多く、長年にわたっておかあさんとこどもたちに歌われている・・・
実はスゴイひとであります。
とはいってもこども向け???
いやいや、それだけじゃありません。
おさむお兄さんの真骨頂は実はもっとほかにあるのです。(と私は思う・・)
以下、次回。

あの頃も今も子供達は歌が好き。そんなルーツは多分おさむ兄さんや「お母さんと一緒」等の番組だと改めて思います。
あなたはたぶん・・・お父さんですよね???
う~ん、お父さんの琴線にもふれますか、おさむお兄さんは!!
お嬢さんがたがいらっしゃる・・・ならばぜひ「バージンロードの途中まで」を聞いて涙してください(笑・・・次回アップします。)
では、お嬢様方の結婚式ではぜひ「どんな色がすき」を合唱してください。
「どんなヒトがすき」と替え歌にして、「お父さん~!!」とこられた日にゃあんた・・・。
爆笑間違いなし!!!(そっち?)