毎週週刊少年ジャンプをお読みの方でも「ああ、あの漫画な~」と思い当たる人は少ないかも。
はっきり申し上げてマイナーな作品です。コミックスにして全3巻だし。
作者の高橋一郎先生にとっても、今のところ唯一の連載作品。
でもね、
星の数ほどいる漫画家さんの中でも、週刊少年ジャンプに1度でも連載したことがあるって
それだけでもまずものすごいことだと思うのですよ。
ましてや長期連載、ましてやテレビアニメ化なんてされるのはホンマ頂点のごくごく僅かな人だけ
一応原稿料の取れる漫画家さんの中でも1%もいないんじゃないでしょうか?
週刊誌に一度でも連載したことのある漫画描きだって、漫画描いてる人の5%もいないと思うのですよ。
というわけで・・・メジャー誌に掲載されたけどまだまだマイナーな作家さんではありますが・・・
でもでも、ちゃちゃめは大好きです。この作品。ちゃんとウィキにもアップサされてマス。
タイトルからして変ですが、もちろんコメディー、ギャグ漫画です。
でもギャグな中にも頑張る姿あり、友情あり、頷かせるところもあり。

物語は語り手であり読者目線である高校生・須藤ネオの前に
変な転校生・郷田豪(ごうだ ごう)が現れるところから始まります。
このオトコ、とにかくでっかくて力が強く、底抜けの天然で単純で、そして桁違いの”バカ”
でも、人なつっこくて優しくてマジメで、一生懸命なヤツです。
自称しているバレーボール使いというのは、バレーボールの選手では全然なく
バレーボールを相棒のようにいつも持っていて(豪曰くともだち)、万能の道具のように使いこなしている者。
そんな豪の目的は仲間をつくること。
まず語り手のネオを引き込み、ネオの双子のきょうだい・少女モデルのネコを婚約者にしてしまい
(ちゃんとネコは同意したし両親も許しました・・・ネオだけがクビを傾げていますが)
それから敵対した学校の風紀委員四天王のメンバーも次々にいつの間にやら仲間に・・・。
それから更に風紀委員長・孤高の男子バレーボール部主将と対立し、すったもんだで
本当に彼らとバレーボール対決することになってしまいますが、
団結した仲間たちは強い結束力でもって彼らを倒し、
しかもその主将の閉ざされた心をも開かせてしまいます。
3巻で終了だけど、打ち切りという感じではなく、結構キレイにちゃんと終わっていると思いますわ。
多少路線変更した感じが無きにしも非ずではありますけど。
ちゃちゃめがこの作品でまず「おお・・・」と感じ入ったのは
初めの方で豪が言ったセリフ「努力は報われるかどうかわからない!!」でした。
「報われるかもしれないし、報われないかもしれない・・・
オレにはわからないとしか言えない!!
報われるなんて確証はどこにもないしな!逆もそうだ!
だがな!先が見えない不安の中でやるから
アツイのが努力というモノ!
必ず報われる努力なんて何の価値もないぜ!
(中略)実にアツイよコレ! このアツさを考えたら
結果なんてオマケみてーなモンだぜ!」
・・・・・おおお・・・・ゆうやないか、オマエ! て感じ!!
なんか、よくある青春ドラマ的「努力は必ず報われる」という
もっともらしいけど、でも薄っぺらい言葉よりずっと説得力を感じました。
それと最終回の愉快なセリフ・・・
豪たちの仲間になりたいとやってきたカワイイ女の子たちにめちゃめちゃまじめな顔で
「遊び半分のつもりならやめとけよ?」ギラッ!!
彼女たちがスゴスゴ去って行った後、
何言ってんだ、もったいないと抗議するネオにどシリアスな表情で言ったのが
「遊び半分の輩は苦手なんだよ俺様・・・
100%遊びのつもりできてくれないと・・・」
・・・・・・バカです、この男、桁違いに・・・。
で、いつもの試し読み第1巻&こちら第3巻
とにかく、地味ながら面白いです、この作品。好きですね~。
そのあと読みきりで載った高橋先生の他作品2本も楽しかったですわ。
また何か連載されるといいなあ・・・ガンバ!高橋せんせ~!!陰ながら応援してまっす。

はっきり申し上げてマイナーな作品です。コミックスにして全3巻だし。
作者の高橋一郎先生にとっても、今のところ唯一の連載作品。
でもね、

それだけでもまずものすごいことだと思うのですよ。
ましてや長期連載、ましてやテレビアニメ化なんてされるのはホンマ頂点のごくごく僅かな人だけ

一応原稿料の取れる漫画家さんの中でも1%もいないんじゃないでしょうか?
週刊誌に一度でも連載したことのある漫画描きだって、漫画描いてる人の5%もいないと思うのですよ。

でもでも、ちゃちゃめは大好きです。この作品。ちゃんとウィキにもアップサされてマス。

タイトルからして変ですが、もちろんコメディー、ギャグ漫画です。
でもギャグな中にも頑張る姿あり、友情あり、頷かせるところもあり。

物語は語り手であり読者目線である高校生・須藤ネオの前に
変な転校生・郷田豪(ごうだ ごう)が現れるところから始まります。

でも、人なつっこくて優しくてマジメで、一生懸命なヤツです。
自称しているバレーボール使いというのは、バレーボールの選手では全然なく
バレーボールを相棒のようにいつも持っていて(豪曰くともだち)、万能の道具のように使いこなしている者。
そんな豪の目的は仲間をつくること。

(ちゃんとネコは同意したし両親も許しました・・・ネオだけがクビを傾げていますが)


本当に彼らとバレーボール対決することになってしまいますが、
団結した仲間たちは強い結束力でもって彼らを倒し、
しかもその主将の閉ざされた心をも開かせてしまいます。

3巻で終了だけど、打ち切りという感じではなく、結構キレイにちゃんと終わっていると思いますわ。
多少路線変更した感じが無きにしも非ずではありますけど。
ちゃちゃめがこの作品でまず「おお・・・」と感じ入ったのは

初めの方で豪が言ったセリフ「努力は報われるかどうかわからない!!」でした。

オレにはわからないとしか言えない!!
報われるなんて確証はどこにもないしな!逆もそうだ!
だがな!先が見えない不安の中でやるから
アツイのが努力というモノ!
必ず報われる努力なんて何の価値もないぜ!
(中略)実にアツイよコレ! このアツさを考えたら
結果なんてオマケみてーなモンだぜ!」


なんか、よくある青春ドラマ的「努力は必ず報われる」という
もっともらしいけど、でも薄っぺらい言葉よりずっと説得力を感じました。

それと最終回の愉快なセリフ・・・

豪たちの仲間になりたいとやってきたカワイイ女の子たちにめちゃめちゃまじめな顔で
「遊び半分のつもりならやめとけよ?」ギラッ!!
彼女たちがスゴスゴ去って行った後、
何言ってんだ、もったいないと抗議するネオにどシリアスな表情で言ったのが
「遊び半分の輩は苦手なんだよ俺様・・・
100%遊びのつもりできてくれないと・・・」


で、いつもの試し読み第1巻&こちら第3巻
とにかく、地味ながら面白いです、この作品。好きですね~。

そのあと読みきりで載った高橋先生の他作品2本も楽しかったですわ。
また何か連載されるといいなあ・・・ガンバ!高橋せんせ~!!陰ながら応援してまっす。

恐れ入ります~。
ジャンプマンガのお話、ちょくちょく書いてますので
良かったら他の作品のお話も見てやってください。
どの作品がイチオシでいらっしゃるのかしら?
また来てくださいね。