ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

ジュリーたちのジュリーたちによるジュリーの歌の曲紹介(イミフ・・・)②

2013年09月20日 20時49分28秒 | ジュリー・・・思い出SONGSあれやこれや
めっちゃ久しぶりやん~。


今回は、ジュリーが昔出したアルバムの中の曲紹介です。
あーんどその曲にまつわるお話等々。
例によって毎度の1970年代~85年頃の、ですね。
当時は年に最低1枚はLP(!)出てましたからね。
出るたびラジオとかコンサートでコメントつきで披露していたので、
あやふやな記憶を辿りつつ、記録のつもりで引っ張り出してみます。

その前に。

この頃のLPレコードと言うと30cm四方の厚紙を張り合わせた袋状の単一的なケースに
レコード盤と事務的な文字だけを印刷した歌詞カードが入っているだけの
あんまり愛想のないものが一般的だったようです。
よくて見開きくらいかな。それもライブ盤とかの時なら・・・ていう感じで。
でも、ジュリーのLPは見開きが多く、
そうでない時もカラー印刷の歌詞カードとか
タブロイド版の大きさの新聞(?)やミニポスターのオマケつきとか
あるいは切って折って冊子に作れる歌詞カードとか
なんかどこか遊び心のある、音楽以外に楽しめるものがついてました。
ソノシート(!!)がオマケについていたこともあったよ!
ライブ盤ともなるとたいてい開いて中綴じのグラビアが数ページ入ってて
別冊写真集がついてたこともあったなあ。
サービス精神旺盛だったんやね、さっすが。
LPレコード購入をジュリーから始めた私はこれがスタンダードだと思ってて
他の人のLPを買った時にずいぶんつまんないなあと思ってしまったことでした。
CD化された時も画一的な歌詞ブックになり、
面白くなくなっちゃってしまってホント残念です。

まずは1974年発売の「ジュエル・ジュリー」

実は! 初回プレス盤の歌詞カードは誤植だらけだったんですよ・・・
例を挙げると「書きかけのメロディー」という名曲があるんですが、
歌詞の一行目と二行目がまったく同じだった・・・あらあら・・・
ワタクシ、うっかり盤面に傷つけちゃったんで後で買いなおしたんですが
その時は直ってました。ツッコミ殺到したんだろうな~。
今あればレアもんかも。(ちなみに私ももう持ってません)
それから、隅っこにある「8」というのはソロアルバム8枚目という意味です。
それまでは「ジュリーⅦ」とかいうのがアルバムタイトルでした。
でも、カウントされたのはこの8枚目までです。
付録?としてカラーの「ジュリー新聞」なるものがついてました。
当時としては珍しいバンドメンバーの個人写真!!まであって楽しいものでした。
この時からアルバムデザインが
今もって衣装デザインもずっと手がけている早川タケジさんになったからだよね~。
あの方、一風・・てか、かーなーり!!変わったヒトですから・・・
アーティストなんですなあ、なんかと紙一重の。

さて、このアルバムはバックの井上堯之バンドのコーラスがたくさんあって
またメンバーの作曲も多くてファンには嬉しい一枚でしたが
その中にギターの速水くん作詞作曲なる「ジュリアン」ていう歌があります。
で、ここでお待ちかねジュリーの曲紹介・・・
「この歌は・・・ホモホモセブンでありまして、
あー・・・ギターの、おー・・・速水君が、えー・・・僕に、思いを、寄せて!!
書いてくれた曲でございまして・・・。」
「ホモホモセブン」と言うのは当時ヒットしていた
みなもと太郎先生作の成人向けギャグマンガのタイトルです。
別にBL系とかそーゆーんじゃなく「ゼロゼロセブン」をもじった
スパイ物のマンガです。(面白かったよ~)
で、「ジュリアン」の話ですが、
これはいなくなったジュリアンと言う人に「僕」が思いをはせる歌・・・ですが
ジュリー・・・JULIEにNをつけるとジュリアンになりますね。
更にジュリアンて男性の名前ですよね~。
・・・まあ、あんまり深く考えることないですが。
・・・イヤ、ジュリーが言ってたんだってば。

それから「四月の雪」という曲がありますが、
これは、いつかは不明なのですが、本当に四月に雪が降ったことがあって
それをヒントにジュリー本人が書いたそうです。
「ホントにね、雪が降ってたんですよ。」と嬉しそうに?話してました。
近年四月どころか五月の降雪ってのもリアルありましね・・・。

そして「ヘイ、デイヴ」。このデイヴとは元GSゴールデンカップスのデイヴ平尾さんのこってしょう。
数年前にお亡くなりになりましたが・・・昔のジュリーファンにはおなじみの方でした。
「悪魔のようなあいつ」にも準レギュラーで出てらっしゃいましたね。
・・・最終回で殺されちゃうんですけど。
リリースされなかった挿入歌なんかも歌ったりされてて。

それからそれから!
「お前は魔法使い」という名曲(神曲??)も収録されていますが
このアルバムリリースのだいぶ前からステージやテレビでしょっちゅう歌われてて
ファンの間ではレコード化(それもシングル化)を望まれた歌でした。
これだけはスタンドマイクで歌ってましたね~。
1977年の「勝手にしやがれ」以降ジュリーは一時期結構長いこと
スタンドマイクで歌ってた時期がありましたが
それを予感させる歌でありましたなあ~・・・うっわ、懐かし~!!
まだビデオは全然普及してなかったし、テレビガン見でしたよ。



1975年「THE FUGITIVE 愛の逃亡者」

イギリスでレコードリリースした際のアルバムですが
シングルタイトルをそのままアルバムタイトルに持ってきてます。
ラジオで何曲か放送しつつコメント入れてたんですが・・・
・・・あんまよく覚えてないんですコレ、すいません。
「悪夢の銀行強盗」という曲について
「日本のタイトルをつけるとき、よくこんなの思いつくな、といつも感心するんですよ。」
と言ってたのと「L.Aウーマン」という曲で
「これは僕に書いてくれたんじゃなくてもともとあった歌らしい」
と言ってたのと・・・て、これ、「キャンディ」の話だったかな・・・
あと、本式の英語の発音が難しくてレコーディング時に苦労したけれど
その際、曲を書いてプロデュースもつとめてくれたトニーさんとウェンさんが
「こいつは普段英語でしゃべってるわけじゃないんだから」とか
「オーティス・レディング(アメリカの有名なソウル歌手)だって
あんなの英語になってないじゃないか」
などとイミフなフォローをしてくれたとか・・・
・・・ま、それくらいかな、覚えてる話は。(て、けっこう覚えてた?)
ちなみにシングルの「愛の逃亡者」は原題として「THE FUGITIVE」と併記されてましたが
イギリス発売盤シングルは「FUGITIVE KIND」という題だったそうです。
でも・・・愛の逃亡者て・・・意味がわからん・・・。



というところで、まだまだあるよ、長くなるので一旦切ります。
コメント
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