ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

カウセリング雑考~真理の扉

2013年01月23日 21時15分48秒 | 徒然雑記&連絡帳
カウセリングをする人→カウンセラー

なら、カウセリングを受ける人→被カウンセラー
というのも何なので仮に逆カウンセラーと名づけます。

とすればちゃちゃめは人生相談逆カウンセラー歴16年
筋金入りのプロです(笑)


子育てや実家での介護を含めた家庭のいろんなことをいろんな人に相談して

それこそ友人知人、会社の同僚、ママ友、近所のおばさん、
地域の民生委員・福祉委員(これは自分もやってたからですが)
人生の大先輩のかたがた、
行政の相談窓口、教育委員会の出先機関、
スクールカウンセラー、教職員、心理カウンセラー
臨床心理士から心療内科、精神科のお医者さんまで

ど素人から無料相談、医療のプロ、専門家に至るまで

それから子育て本のいろいろ
著名な専門家のお書きになった本の数々、
「子どもが育つ魔法の言葉」も「親業」の本も、
専門家がお書きになったいろんな精神世界の本、
たとえば人気の精神科医・香山リカ先生のいろんな著作から
最近よく言われる発達障害関係の専門書では
子どものアスペルガーやADHDだけでなく
おとなの発達障害についての本まで、
また循環器科のお医者さんがお書きになった自律神経関連の本、
そして飯田史彦先生のスピリチュアル系に至るまで

とにかくいろんなカウセリング関連の皆様や本のお世話になって18年。

もちろん最近はインターネットの各種のサイトにもお世話になっております。
飯田先生のHPもちょくちょく見に行っております。

だから逆カウンセラーのプロであります、
カネは稼げるどころか出て行く一方ですが(笑)



本当に深刻なまでに心に大きな不安や辛さを抱えている人は
それを人には話せないと思います。
なにがしんどいのか、アタマの中はカオスで
とてもじゃないけど言葉にはできないものでしょう。
「何でも言いや」といわれてもとても喋れないものだと思います。
口にするということは、その辛い何かに触れるということ。
そんな傷が疼くマネなんて出来よう筈がないでしょう。

相手が親しい人であれ第三者、専門家であれ
相談できる、口にできるということは
ある程度自分の中でキモチの整理ができつつあるということ。
傷が多少疼いても少し客観的に冷静に見ることが出来る状態になっています。

そして、誰かに話すということは
すでにその答えは自分の中にあるのではないか、と思うのです。
自覚していることもあれば気づいていないこともあるけど、
どうすればいいのか、どうして行くのがいいのか、
その答えはすでに知っているのです。

後はそれを引っ張り出すだけ。

人に話すということは、自分の出した答えがあっているかどうか知るため。
・・・・というよりは、自分の出した答えがあっていると
誰かに認めてほしいからだと思うのです。
絶対にこれが正しいという模範解答がない問題だからこそ。
似たような問題は世間にもたくさんあるとしても、
全く同じ問題はひとつとしてない、
外の世界を探しても正解はないことだからこそ。

相手が専門家ならよりいっそうその答えに自信が持てる。
その自信を持つために人に話すのだと思うのです。

もし、自分の考えや思いを否定するようなことを言われたら?
「あの人は相談相手にはならない」と切り捨てて
自分を肯定してくれる人が見つかるまで相談します。
そして、ひとりでもそういう人がいれば満足するでしょう。


答えは初めから自分の中にあるのです。

相談相手、そして専門家に要求されるのは肯定してくれること。
そして専門家なら、
場合によってはそれを実行に移す現実的な方法をアドバイスしてくれること。


ちゃちゃめが、たとえば香山リカさんの本が好きなのも
飯田史彦先生の本を何度も繰り返し読むのも、
顕在的あるいは潜在的に自分が知っている答えを
かわりに分かりやすく引っ張り出してくださってるからだろうと思うのです。
そして読むたびに「そうだ、それで良いんだ」と納得するのです。
逆に、人から「これすごく良いよ」と勧められた本でも、
自分の答えにあわないな、と感じる人の本であれば
「おっしゃることはきっと正しいんだろうな」と思えたとしても
「でも自分はこの人の本は好きじゃない」とか
「読んでてしんどくなった、苦手や」とか
思ってしまうのだと思います。
(・・・つか、あたりまえですけどね、相性というのはそういうもん。)

それはカウセリング関係の本に限らずどんな本、どんな作品でも同じでしょう。
気に入るということは自分の中の「真理」に一致するから。


というわけでギャグ・・・じゃなかった逆カウンセラーのちゃちゃめの結論。



「真理の扉はすべての人間の心の中にある!」






「あるだろ、ここに」
「正解だ、錬金術師・・・お前は真理(オレ)に勝った!」

・・・・て、最後は何故か鋼の錬金術師になったし~・・・
(ちょっと違うけど?)
コメント
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