ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

キミは将来獣医になる!~動物のお医者さん

2011年07月08日 22時20分51秒 | コミック・アニメ
コミック、ドラマともども大好きな作品です。

・・・・ん~10年前のある日のこと。
その頃、関西人ならご存知、阪急かっぱ横丁の古書街に紀伊国屋のコミックス専門店がありました。
へろりんとそのお店に入ったちゃちゃめ、久しぶりにコミックスを
「いい加減にテキトーに買おう」と思いました。
要するに買いたいものがあるのではなく、
なんか面白そうな物をタイトルと表紙だけで決めて買おうと言う暴挙に出たわけで。
そして、まだ巻数があまりたくさん出ていないものにしようと・・・
気に入ったからって既刊がたくさんあると買い揃えるのたいへんだから。
で、まだ2巻までしか出ていなかったし、動物、それも2巻の表紙が猫好きには気に入った!


・・・・というわけで衝動買いしたのがこの作品との出会いです。なんつーいい加減な。

作者は佐々木倫子(ささきのりこ)さん。
どうやら北海道にお住まいらしく、主人公である大学生・西根公輝(にしねまさき・通称ハムテル)は
北海道大学がモデルと思われるH大獣医学部の学生。
飼い犬のシベリアンハスキー・チョビは、当時ハスキー犬ブームでありましたが、
その火付け役になったともいわれております。1巻の表紙ですね。
2巻の表紙はハムテルの家で、祖母の西根タカさん(西根家の法律)が飼っているネコのミケです。
高校時代からの親友・二階堂や変なセンパイ・菱沼さん、同期の清原君、阿波野さんたち、
そしてハムテルが高三の時、将来獣医になると予言した(?)
アフリカ大好きマッドサイエンティスト漆原教授やそのブレーキ役英国紳士風菅原教授など
愉快な仲間たちとたくさんの動物たちに囲まれてのハムテルの、
勉強にレポートに・・・の、忙しい日々をつづったコミカルで楽しい作品です。
白泉社刊「花とゆめ」に、1987年から1993年にかけて連載されたといいますから、
実はかなり古い作品ではありますが・・・

そしてそれから幾星霜。
その間にワタシは大学を出て卒業して就職して転職して退職して結婚して子どもが生まれて、
・・・何年たったんだと言う頃(2003年です)になって、なんと、本作品はドラマ化することに。
面白いから読んでみれ、と長女に全12巻を預けっぱなしになっていましたが、
当然のことながら、皆で見ることになりました。
それがこれ・・・



ハムテル役はドラマ初主演の吉沢悠さん。
他、二階堂役に要潤さん、タカ役に故岸田今日子さん、菱沼聖子役和久井映見さん、
漆原教授ははまりすぎ江守徹さん、菅原教授に草刈正雄さん・・・
等々あまりにもピッタリすぎるキャスティングでした。
原作に忠実ですごく面白かった!

↓つべに上がってたので埋めこんどきます。中国かどっかで拾われたみたいですね・・・。


DVDもレンタルショップにありますので、見たい方はTUTAYAにでも行ってみてください。

それにしても、なんでドラマ化までにこんなに時間がかかったのでしょう?
・・というより、発表当時も大人気だったのだけれど、
ドラマを作ろうと言う時にどんな作品をつくるか、原作をどこかからとってくるかという話になって
「じゃあ、あれドラマにすっか?」・・なんてなノリでドラマ化されたような気がします。
古い作品でも、普遍的とでもいうか、今でも十分リアルタイムに感じられる作品です。

のりこセンセイの作品はどれも主人公が天然タイプで飄々としておりまして、
いろいろ読みましたが、中でも本作品のハムテルは群を抜いて”抑揚のない”キャラです。

というわけで・・・今度はのりこセンセイ作品レビューでも書いてみっか!
と、思ってます~。
コメント
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