地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

宮城県北部でM4.1 岩手県沖でM3.4 石川県能登地方でM3.0

2020-11-22 03:59:01 | 日記
 フィリピン海プレートの周辺では、フィリピンのダバオの南でM4クラスの地震が起きています。ただ、冬場に入り、震源のほとんどが南半球に推移していいて、太平洋プレートやナスカプレートの周辺の方が動きが活発です。

 北海道・東北北部では、20日のデータでは規模の大きめの震源の深い地震が北海道の内陸で起きています。太平洋沿岸で動きが出てきそうです。

 東北中南部から関東にかけては、宮城県北部でM4.1の地震がありました。この地域では、震源の深さが深ければ深いほど内陸に入ってくるので、今回は、震源の深さが100キロですから、想定以上に内陸に入り込んだ地震になっています。通常は、震源の深さ40~50キロで、もう少し、沿岸に寄ってくると考えていてください。
 依然として福島沖が活発に動いています。
 千葉の南方から伊豆諸島に沿っても動きが活発になっていますから、東海地方で揺れてくる可能性があります。昨日書いた福島の西方が、さらに新潟方面にまで広がって、細かな揺れを起こしています。

 中部・近畿方面では、やはり、石川~和歌山ライン上で地震が発生。石川県能登地方でM3.0でした。新潟~愛知・三重のラインと合わせて、まだ、この2つのラインは動きが活発ですから、今後も注意していていください。

 中国・四国・九州・沖縄に関しては、京都~兵庫~瀬戸内海の中央部~愛媛~宮崎沖~種子島近海~奄美大島~沖縄本島のラインで動きがあります。このライン、フィリピン海プレートの境界と平行に走っているラインで、ここで震源の浅い地震が連なっているということは、フィリピン海プレートが回転して西側が浮き上がってくるような動きになっていると考えられます。フィリピン海プレートの動き自体は元々活発ですし、20日のデータでは、沖縄方面は、かなり大きく動いてきていますから、このライン上では、どこで地震が起きてもおかしくないと思います。注意していてください。
コメント
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