地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

岩手県沖でM4.4 日向灘でM3.1

2020-11-21 04:25:08 | 日記
 岩手県沖では、一昨日書いた「次に揺れてくるときには少し規模が大きくなっている」というパターンで動いてきました。M4.4です。
 北海道・東北北部では、まだ、留萌地方南部の地震の影響が残っていますから、昨日書いたところでは、続けて注意していてください。東北北部では、現在小康状態。ただ、日本海側で細かな動きが若干出ています。秋田の内陸で揺れてくるかもしれません。

 東北中南部から関東にかけては、太平洋沿岸はいつも通りですが、昨日は、内陸部でも細かな動きが増えています。福島の西方、栃木の北部で細かな動きが目立つほか、埼玉でも、震源の深さ中程度の地震の震源が、より西方に移動してきています。一昨日書いた東海道南方沖の地震では、東京で揺れが生じているということから、今までフィリピン海プレートの影響を受けていた東京方面が、次からは太平洋プレートの影響を直接受けるようになるのではないかと考えています。今まで茨城県南部で起きていた地震が、さらに西方に震源を移動させてくる可能性があるので、今後の動きに注意していてください。

 中部・近畿では、今まで書いてきた2つのライン上で、さらに動きが活発になっています。近畿では特に、琵琶湖周辺から福井にかけて、注意していてください。
 中国・四国では、徳島と高知の東方で規模は小さいですが動きが出てきています。和歌山や紀伊水道方面の震源が少し西方にずれてきている可能性があります。
 九州では、いわゆる宮城沖に当たる日向灘でM3.1の地震が起きています。熊本から鹿児島の西方海岸沿いにかけて、細かな地震が連なっていますから、ここで揺れてくる可能性があります。

 沖縄方面では、昨日よりも、少しだけ動きが多くなっています。19日のデータでは、奄美大島近海や台湾付近で動きが活発になっているようですし、気象庁は発表していませんが、フィリピン海プレートの東方でM4クラスの地震が発生していますから、今後も、また動いてくるものと思われます。動きが活発になりつつあるところで、注意していてください。
コメント
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