地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

長野県南部でM2.9

2020-11-15 03:59:32 | 日記
 今回は、世界の状況からですが、M5.5の地震がバヌアツとパキスタンで起きています。バヌアツは太平洋プレートとインド・オーストラリアプレートの境界、パキスタンはアラビアプレートとユーラシアプレートの境界。被害などは、特に出ていないようです。ただ、パキスタンでは、久しぶりのやや大きめの地震になります。その他にはジャワ島西方海岸で動きが出ていて、どれも、インド・オーストラリアプレートの動きの影響ではないかと思われます。

 北海道・東北・関東では、太平洋の沖合で、プレート境界に沿って細かな地震が連なっています。特に、今回は、太平洋プレート内部での崩壊が多くなってきています。また、いつものように、福島・茨城沖ではかなり活発に動いています。ただ、今回、特徴的なのは、茨城と福島の県境あたりまで、震源の深さ中程度の地震が入り込んできていること。いつものように、茨城・千葉に加えて、埼玉・栃木・東京方面でも念のため警戒していてください。

 中部・近畿では、やはり今まで書いてきた二つのライン上での動きがみられます。昨日の有感地震は、長野県南部のM2.9だけですが、この地震も新潟~愛知ラインの地震。そして、有感地震としてあらわれてはいませんが、岐阜・長野の群発地震帯では、再び、動きが活発になってきています。注意していてください。

 中国・四国・九州方面では、中央構造線に沿って、細かな地震がやや増えてきている感じがあります。中国地方では、引き続き山陰で注意が必要。四国に関しては、和歌山と宮崎県沖を結ぶライン上の地震が、徐々に四国の内陸に入り込んできています。

 沖縄方面では、13日のデータでみると、やはり、台湾付近で動きが活発です。西表島のすぐ北で、同一震源の地震が多発していて、さらに規模も大きめになってきていますから、この震源の地震が有感地震になってくる可能性があります。
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