地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

胆振地方中東部でM3.9 苫小牧沖でM2.5

2019-10-19 03:45:17 | 日記
 はやり、北海道で動きがありました。タイトルの胆振地方中東部でM3.9、苫小牧沖でM2.5です。胆振地方中東部と言えば、胆振東部地震のあったところ。ただ、胆振東部の地震は震源の深さが浅かったのに対し、今回は、震源の深さが130キロと深い。当然、メカニズムは全然違っていて、今回は、太平洋プレートがずれた勢いで、北海道の下部に太平洋プレートが滑り込んできた、と考えた方がいいと思います。

 そして、北海道で震源の深い地震が起きると、この胆振東部から岩手県沿岸部までのライン上で連動地震が起きるのですが、今回は、それが苫小牧沖。ただ、これ、苫小牧沖と気象庁が発表していますが、正確には、渡島半島の先端の東側にちょっと出っ張っているところのすぐそば。地名的に言うと恵山のすぐそばです。ですから、明らかに苫小牧沖というイメージではありません。気象庁の表示の仕方、もうちょっと変えた方がいいんじゃないかな? 

 それで、このブログを見て、一緒に気象庁のホームページなどを見て、震源の位置を確認している方であれば、分かると思うのですが、今までの北海道の震源の深い地震が起きたときに連動してくるライン上より、少し西の方で、今回の苫小牧沖の地震が起きています。自分は、太平洋プレートがずれてきて、プレートの接触面が西にずれたのではないかと考えています。ですから、青森だと三八上北とか、岩手だと、より内陸部の方に影響の出る状況に、ラインがシフトしている可能性があると思ってます。ちなみに、今回は、青森・岩手の方では、まったく動きがありません。ひょっとしたら、これから動いてくるかもしれないので、注意していてください。

 また、それ以外で気になるのは、神奈川の震源の深い地震。ここ数日、頻繁に起きています。
 それで、今後、内陸に影響が出るのではないかと思っています。長野・岐阜を中心に北陸や東海方面で、注意をしていてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする