内倉真裕美の晴耕雨読

恵み野は「花の街」と言われています。HP「内倉真裕美のガーデニングダイアリー」もご覧下さい。

花名人の土作り

2010年05月03日 01時41分28秒 | ガーデニング
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今年の花づくり愛好会の最初の講習会は

花名人講習会ー講師は工藤さんです。
工藤さんのお花は生き生き元気!
何でこんなに大きくなるの?と目を見張るくらい、しっかり元気に育てる花名人なのです。

土は毎年同じ土を再生して使用するそうです。
その極意を聞いてきました。

毎年200個のコンテナで花を育てています。
秋にはコンテナの土を一箇所にまとめています。
そこに、鶏糞(何処でも売られている普通の鶏糞)と化成肥料を入れる。
それでは、その量をお聞きしました。

■工藤さんの土の配合
200個×10ℓ=2000ℓ(コンテナの土の量)
4個×12ℓ=48ℓ(鶏糞)
10ℓー(化成肥料)

・これらを良く混ぜ、ふるいを通し10日から15日間、土を切り替えした物を使用します。
追肥は6月中旬にコンテナの回りに化成肥料を乗せる。
液肥は年に2~3回程度。この量から割り出して計算して下さいね。

・いたってシンプルです。でもお花はモリモリ元気!
皆さんに「特別なことしているでしょう」と言われても、
「ただこれだけ」とおっしゃる工藤さんは40年も前からこのやり方だそうです。
エコだし実証済み。要するに
「ある肥料を使用済みの土と混ぜるだけ。ただこれだけなんです」

色々考えてブレンド土を作るのが一般的なだけに。
「ただこれだけ・・・」はまさに目からうろこでした。
実際にモリモリに育てているのだから間違いありません。
工藤さん流土作り、愛好会の仲間もしっかりメモとって、
「今年は頑張るわ~」と春からとてもいい話を聞くことが出来ました。

この他庭にはバラが40本あり、雪解けとともに牛糞と馬糞を土の中に入れたそうです。
こちらも元気に新芽が上がっておりました。



昨日その土で植えつけたばかりのビオラ。


息子さんが作ってくれた観覧車もお花で覆いつくされるそうです。


この後、ビデオを見せて下さると言うことでお家の中に入ってまたまた驚きのことが続きます。

家の中に入ると、玄関フードの椿は20年前に200円で購入した小さな苗。
今では毎年400以上も花を咲かせるそうです。

玄関には押し花、大きな花瓶の中には昨年咲いたバラや草花がドライフラワーになって飾っていました。
家の中には立派な陶芸作品や木目込み人形、パッチワーク作品の数々。
全てが工藤さんの作品と云います。

冬は編み物に着物を解いて作ったリバーシブル仕立ての上着を沢山見せていただきました。
そのどの作品もプロが作ったのではと思わせるものばかり。

本当に驚きの1日でした。
工藤さんのバイタリティーとセンスの良さに脱帽でした。
本当にありがとうございました。


内倉真裕美のガーデニングダイアリー(私のHP)
http://www8.tok2.com/home/hananomachi/

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