内倉真裕美の晴耕雨読

恵み野は「花の街」と言われています。HP「内倉真裕美のガーデニングダイアリー」もご覧下さい。

ブラジル豆3種のカップテーストしました

2007年10月17日 00時05分50秒 | 珈琲の話し

■本日は「きゃろっと」の珈琲教室を開催しました。
珈琲は今や誰もが飲む、飲み物になってきました。だからこそ、珈琲の事を知ってもらいたいと思うのです。
珈琲焙煎店の店主が、日頃から感じている珈琲のこと、味の違いを、舌で直に味わってもらうのが一番です。
「きゃろっと」で扱っているブラジル豆は「ブラジル ランバリ」「ブラジル イエローブルボン」「ブラジル ダテーラ」「ブラジル 棚干し」「ブラジル 手摘み完熟豆」の5種類

■今回は「ブラジル ランバリ」「ブラジル イエローブルボン」「ブラジル ダテーラ」3種の豆を飲み比べしてもらいました。カップテーストは最初は、せいぜい3種が限度です。5つもしたら、混乱して何がなんだか解らなくなるからです。

■「バラ」の花や、「お米」だって沢山の品種があるように「珈琲」も沢山の品種があります。「ブラジル」一つとっても、品種、生産農園、生産地、土質、精製法(摘み採った果実を混入物を取り除き生豆にする行程を精製といいます)によって味は大きく変わってきます。
珈琲好きに取って、1つの種類を飲み比べ出来るのは、結構楽しいものです。普通は1回に別の珈琲を何度も飲んだりしませんし、飲んだとしても1つの珈琲を飲みきってから、次の珈琲を飲むのが殆どでしょうから。

■今日は10人の方々に参加してもらいました。(1人での対応は10人が限度です)
珈琲は嗜好品です。評価は色々出てきました。
「香りも違うし、味もみんな違う」
「冷めると違う味になるけれど、どれも美味しい」
そうなんです。みんな違うし、冷めても美味しい。少しでも解ると楽しいですよね。

■でも、美味しい豆を飲むにはこれだけは言えます。
焙煎したて
挽きたて
淹れたて
の3たてであることです。

焙煎はしたてと言っても、味が馴染む2日~3日目が一番美味しいようです。
豆保存で2ヶ月、挽いた豆は2週間で飲みきってもらいたい物です。

新鮮な焙煎豆は、冷えても不味くなりません。冷めると酸味が強くなるというのは、古くなって酸化している豆と言えます。
市販の珈琲豆の賞味期限が1年間なのは納得がいきません。確かに腐るわけでないから良いのかもしれませんが、酸化した珈琲豆が身体に良いのか?私は酸化した豆を飲むとちょっと具合が悪くなります。
珈琲豆は賞味期限を記載するより、焙煎日時を記載する方が良いと思うのですが・・・。

■皆さんには、最後はクレープをお皿に盛りつけ、本日のブレンド珈琲でお茶してもらいました。
「何にも考えないで飲む方がやっぱり美味しい」なんて声も聞かれましたが、皆さん満足されて帰っていかれました。

■寒い季節にこのような珈琲教室を開催していく予定です。
常連さんの方々向けに、日曜日開催なんかも計画したいと思っています。
コメント
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