見る見るうちに「木造３階建」が

近所で建物の解体作業が始まった。重機がうなりを上げて手際よく解体していく。柱などを鉄のツメで壊してゆく。ものの３日ほどで作業は終わり、整地作業。そうこうする内に基礎工事、そして乾いたところで木材の組み立てへと作業は進む。

クレーン車も投入され、二階以上への木材の運び上げだ。最近は工場などで木材の加工が行われ、現場では組み立てるばかりになっている、

建築が始まってモノの１週間余りで本体の構造物が出来上がるような感じもする。なんとも手際よく、見ている分には作業効率のよさにあきれるばかり。

この後は室内の造作や外壁へと進むようだ。建築基準法に詳しくはないが、木造３階建ては最近は普通。近所でも３棟がすでに出来上がっている。人件費高騰の折、建物価格も高くなっているだろうなと思いながら出来上がる日をまた見ていようと思った午後の一日のことだった。