朝寝のカプ

ネコは夜行性
そのため朝は食事の後
すぐに眠くなる
人間と同じか

仙台藩時代の繁華街を訪ねる

2023-10-28 05:00:14 | 日記
仙台は政宗が築いた城下町。もちろんそれ以前も街があったわけで歴史の流れはどこかにその面影を残して現代に繋がっている。藩政時代の町名は私の住んでいる近くに、三百人町や鉄砲町、二十人町等当時の面影を残す名が現代に繋がっている。そうした当時の街の風情を思い起こさせるのが「碑」だ。日銀仙台支店のすぐ近くの交差点脇に二つの石造の柱と碑が建っている。台座がしっかりしているものには上部に龍そしてその下に当時の街並み、今でいう交差点の浮彫があり、大きな商家が立ち並んで当時の仙台の街を想像することができる。そしてそのすぐ横に旧町名碑が建ている。


この辺りは「芭蕉の辻」と呼ばれているところ。仙台城の大手門から延びる大町通と奥州街道の交差するあたりとなる。まあいわば銀座4丁目とでも言おうか、そんな場所だ。江戸への距離、六十三次、日本橋まで九十三里とある。まさに道しるべ石という訳だ。

多分当時の人もこの石のそばで様々思いを馳せたことだろう。今では繁華街から少し外れた所となっているが、思いを400年前に戻すと何やら当時の賑わいが聞こえてくるような気がする。日銀仙台支店もそうした背景の下この地に建てられたのだろうか、歴史の流れに少し浸ったひとときであった。
コメント
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