朝寝のカプ

ネコは夜行性
そのため朝は食事の後
すぐに眠くなる
人間と同じか

蓋(ふた)の話、続編

2017-03-08 18:37:51 | 日記
世の中には、様々なものに興味がある人がいる。
地面についているマンホールの「ふた」についてもブログで様々語っている人がいる。
そしてこの模様も、ご当地ソングならぬご当地デザインが存在、
半ば競争的に世に出ているような感じがある。

[マンホール蓋学会]という個人の組織もあるようで
地面への関心はどうも思った以上に広がっているようだ。
ネットで検索してみると、
マンホールサミットなるものも開かれているようで意外に静かに浸透しているようだ。

古くは紀元前5000年、メソポタミアに下水道が敷設されこの時、
蓋も当然できたと思われる。
また、映画「ローマの休日」に登場する「真実の口」
実は古代ローマの貴族の家にあったマンホールの蓋だったという。

日本に最初に導入されたのは1881年(明治14年)
横浜の外国人居留地に敷設されたもの。

東京の下水道の初めは、1884年「神田下水」で、
当時の神田は「疫病の巣窟」と呼ばれた地域だったという。
神田では鋳鉄製格子型のものが使われていたとのこと。
デザインについて見ると、
丸型で中央に市章が入っているデザインは英国を参考に考案された。
その後、「東京市型」「名古屋市型」が二大勢力として発展するようになる。

日本各地でそれぞれ独自にデザインを考え、
今では本当にカラフルなものまで目にすることができるようになっている。
マンホールのふたにも歴史があったのだ。なお、写真はいずれも仙台市内で撮影したもの
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身も蓋もない

2017-03-08 06:53:15 | 日記
よくこういう表現に出会う。
身はものを入れる容器、容器の本体も蓋もないということは、
隠す部分が全くないということ。
つまりなにもかももさらけ出す状態になる。
こうしたことから、露骨過ぎて、情緒もないという意味になる。

最近、こんなことがあてはまる事例があった。
国会中継でのこと、例の「学園」の質疑で、
民主党の蓮舫代表が安倍総理に質問。
具体的な追及材料はなく、
迫力不足
それも安倍総理の饒舌な説明にも反論材料がなく
単に、「野党に立証責任を負わせるのは」と捨て台詞のような発言で話題を変えてしまった。

与党寄りと思われているサンケイ新聞などもこの質疑を取り上げ、野党の追及度合いを揶揄する。
斬り込んで相手にさらに返り討ちにされかかるなど
どうも攻撃力、戦略のお粗末さが目立ってしまったような感がある。
まさに、身も蓋もない事態ではなかったか。
傍証固め、確定的な証拠や事象を丁寧に拾い集めるという常道を進むべきだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする