クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

今年初の馬入・練習試合3-0YSCC

2007-02-11 19:29:25 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
今年初の馬入。もう土日に練習試合がない(24日は非公開)のが残念である。
着いたのは13時過ぎ。
6対6の練習をしている最中だった。
守備側の6人が名良橋、斉藤、ジャーン、尾亦、中里、坂本で
攻撃側の6人がアジエル、北島、鈴木伸貴、加藤、原、石原。
名良橋さん、ほんとにいたんですね・・・
あと、顔・姿と名前を一致させるのに少し苦労。
その後、1対1のシュートアウトで失敗した選手は
ギャラリーに向かって「ゴメンナサイ」と謝るバツゲーム?がつく。
練習を通して、菅野さんの声がよく響いていた。

この日は好天で、ギャラリーは400人くらいだろうか。
顔なじみの方の多くもいらしていた。
そのギャラリーに「ベルマーレ12」のアピールへ回るクラブのフロント。
来週日曜はいよいよワンダーランドである。


14時からは練習試合、YSCC戦。45分ハーフで行われた。
12時からの練習に出ていた選手は出場しない。

湘南の前半のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。
PIKOのユニフォームを使っていたので、背番号と名前の対応が
今年のそれとは異なる選手が数人いる。
GKはピンク色の背番号なしのシャツを着用。

          金永基

4村山祐介 13松本昂聡  3田村雄三  30山口貴弘

     17冨山達行  28中町公祐
32猪狩佑貴              26鶴見聡貴  
           
      6外池大亮  14永里源気


後半のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

          濱崎陽平

4村山祐介 3田村雄三  30山口貴弘  31川股要佑

     17冨山達行  33林慧
32猪狩佑貴              28中町公祐  
           
     26鶴見聡貴  14永里源気


20分、左サイドに流れた永里がファーサイドへクロス、猪狩がシュートしたこぼれ球を外池が頭で押し込んで先制。
40分、中町が中央やや右からゴール付近まで持ち込んでラストパス、最後は永里が押し込んで2点目を得た。
76分、敵陣中央で浮いたルーズボールが相手DF裏へ抜け出て、そのボールを中町がGKの1対1からゴールさせる。
結果は3-0。攻撃陣の動きはいいが足元や度胸はまだまだである。
せっかく敵陣深く中央へ、あとDF1人外せばGKのみ、という状況までボールを持ち込んでも
そこからボールを横にまわしてなかなかシュートしない、というシーンは相変わらず見られる。
守備陣はカウンターから裏をとられると弱さを一気に露呈する。特に後半。
相手FWの力不足に救われたところが大きい。

練習試合にもかかわらず、湘南は守備陣が警告を3回受け、川股は残り数分で警告2回目で退場する始末。

なお、練習にも練習試合にも参加していないように見えたのは柿本、梅田、財津、鈴木将太、森谷の5人。
梅田は別メニューで、最後には少しボールも蹴っていた。森谷と財津はグラウンド外で姿を見かけた。
柿本と鈴木将太は、私が来た時間にたまたまいなかっただけかもしれない。


試合後、猪狩、林に少し話を聞けた。2人の姿を見るのは昨年11月以来のことである。
昨年11月の時にも感じたけど、猪狩は昨年1年で人間的にとても成長したな、別人のようだ、とも改めて感じた。
昨年2月にトップチームの練習試合に参加した時、ユース4人で隅っこで居場所なさげに小さく縮こまっていたのはとうの昔のこと。
昨年1年はプレーの面よりも人間的な面での成長が顕著だった。今年はプレー面でも成長して、J2戦に出場して活躍できるよう願う。
林は・・・一見ユースの頃からそう変わってはいない。トップチーム(ましてや今年のチーム)とのレベルの差も痛感しているようだ。
でも、彼の性格からして、なんとかついていきさえできれば、突然ある時に豹変していきそうな気がする。


さて、YSCC(昨年関東1部優勝)の試合を見るのは、練習試合も含めると昨年7月から通算して4回目。
メンバー表の類は持参してこなかったが、ピッチから聞こえる掛け声から、
6三宅、4小笹など前年の主力メンバーがいることはわかった。
中盤でボールはつなげるが、前線に強力な選手がいないのが痛く感じる。
なお、GKは坊主頭の39番が90分出場し続けた。坊主頭が39番?
昨年の39番は平川正城(ベルマーレユース出身)だが、平川が丸坊主なわけないよな?
誰だろ?と思っていたが、後半、近くで顔をみたらやはり平川らしい。
そして口調からも裏づけは取れた。
試合後、坊主頭の理由をきくと「今年はサッカーにより集中する為」とのことであった。
高卒後2年目の今年は、この日は出場していなかった斯波とのスタメン争いも熾烈になりそうだし、彼のサッカー人生の今後を大きく左右しそうだ。
チームとしても、今年は関東1部にFC町田ゼルビアがあがってきて、昨年よりもさらに厳しい戦いになると思うが、関東1部優勝→地域リーグ決勝大会出場や天皇杯全国大会出場を目指してさらに奮闘してほしい。


平川と濱崎がピッチ上で対峙したのはこの試合が初めてではないだろうか。
平川にも未熟なところはあるけど、現時点で比べたら身長以外の殆どの面は平川が上回っていると思う。
2005年秋、当時ユース3年生で2種登録もされていた平川が昇格できなった一方で、高知高校から濱崎が加入することが決まった。
クラブがその決断を下した一因は身長の高さからを含めた将来性だろうけど、そのクラブの思いに充分に濱崎が応えているとはまだまだ言い難い。
2007年はユースのGKが計6人になりそうだ。濱崎より身長の高い選手もいる。Fマリだと2~3年に1人はGKをユースからトップへ昇格させている。
濱崎には、昨年春に平川でなく自分がプロになれた理由、昨年末にコバが去った一方で自分が残った理由、そして自分の後ろに控えている予備軍の存在をよく理解したうえで今年トップの試合メンバーに入れるように奮起してほしい。


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