クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

【Jユース・サンスター杯】3連勝で予選リーグ最終戦に望みをつなぐ

2009-11-15 23:42:45 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
(長くなりますが、2試合分まとめてUpします)

2009Jユース サンスタートニックカップ 予選リーグ Cグループ(湘南は第4戦)
2009/11/07 14:00開始 南アルプス市・櫛形総合公園陸上競技場(天然芝)
ヴァンフォーレ甲府ユース 0-2(前半0-1) 湘南ベルマーレユース
【得点】37分頃(湘南)14磯村朋宏(2)、65分頃(湘南)10鶴見正樹(1)

この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

              16黒沢隼(2)

15渡邊敬也(2)   12岡崎亮平(2)     13遠藤航(2)   30吉田直人(1) 

              5新村賢祐(3)

      14磯村朋宏(2)           6吉野順貴(3)


 10鶴見正樹(3)      38河野諒祐(中3)       18関谷祐(2)
           

選手交代は
6吉野→9中澤高也(3)、10鶴見→31見留耀太(1)、5新村→20田中進之介(2)、
38河野→19忠地紀明(2)、18関谷→32坪井亮(1)、
監督:浅野哲也



2009Jユース サンスタートニックカップ 予選リーグ Cグループ(湘南は第5戦)
2009/11/15 13:00開始 平塚市・馬入ふれあい公園サッカー場(天然芝)
湘南ベルマーレユース 3-2(前半1-1) 鹿島アントラーズユース
【得点】3分頃(湘南)10鶴見正樹(2=PK)、15分頃(鹿島)、50分頃(湘南)18関谷祐(1)、
52分頃(鹿島)(PK)、59分頃(湘南)10鶴見正樹(3)

この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

              16黒沢隼(2)

15渡邊敬也(2)   12岡崎亮平(2)     13遠藤航(2)   30吉田直人(1) 

              5新村賢祐(3)

      14磯村朋宏(2)           6吉野順貴(3)


 10鶴見正樹(3)      38河野諒祐(中3)       18関谷祐(2)
           

選手交代は
18関谷→19忠地紀明(2)、14磯村→9中澤高也(3)、
38河野→31見留耀太(1)、10鶴見→11藤松聖弥(3)
監督:浅野哲也



奇しくも07年(今の3年生が1年生の時)と全く同じチームとの対戦、全く同じアウェイ会場での試合となった今年。
9月に予定されていた甲府戦2試合が延期の結果、10月第2週からほぼ毎週開催の連戦となった。
私が欠場していた3試合の試合結果は以下の通り。
(1)10/11(日)13時 1-2鹿島 鹿島G(得点者:遠藤)
(2)10/25(日)12時 0-3柏  馬入・人工芝
(3)11/ 1(日)11時 3-0甲府 産能大G(得点者:河野、磯村、山根)
3試合で勝ち点3・得失点差‐1にとどまっていたが、鹿島と柏の対戦が(1勝1敗ではなく)
鹿島の1勝1分と鹿島優位に終わった為、残り3試合で3勝すれば得失点差に関係なく
自力で柏を上回ってグループ2位以内=決勝トーナメント進出の可能性がでてきた。


まずはKさんのクルマに乗せていただき、櫛形へ参戦。
2年前の10月と同じく晴れていて、メインスタンドから南の遠方を見るとまたも富士山がキレイに見えた。

甲府は4-4-2の布陣。
前半は2トップの1人11番に何度もサイド突破を許すもののそこからの決定機は与えず。
なお、U-17代表の16堀米勇輝(2)は代表帰りの疲労ゆえか55分頃からの出場。
それでも、ドリブル突破の末にPA外から放ったループシュートや直接FKなど、代表らしさは見せ、
湘南は途中でリードを2点に広げたものの、押し込まれてGKセーブに救われる時間ができていた。

前半は湘南も敵陣を崩しきれずにいたが、敵陣中央右から磯村のグラウンダーのミドルシュートが決まって先制。
1週間前に彼はハーフウェイ付近から長距離ループシュートを決めたとのこと。
長いパス、プレースキックが一番の持ち味の彼だが、相手の意表を突くシュートにも期待大だ。
後半、敵陣中央でパスがつながった後に相手DF裏のやや右側へ抜け出した正樹にスルーパスが通り、
正樹はGKとの1対1を確実に決めて追加点そして自身今大会初ゴールを獲得。
一時離脱していた高也がこの後に今大会初出場を果たし、得失点差こそ2点どまりだったものの
収穫は少なくない試合となった。



ついで、晴天で雪化粧の富士山が(馬入の土手からも)綺麗に見えながらも終始強風が吹いていた馬入での鹿島戦。
便利な馬入で、トップの練習の後ということも手伝って、ギャラリーの数はやはり産能大よりも多い。
南西から北東の方向へ、ピッチの対角線上に吹く強風はスコア展開にも影響した。

前半は湘南は北側に陣を取り、向かい風を受ける。
3分頃、敵陣PA内右へのロングボールの着地点へ関谷と相手GKが走りこみ、GK有利かと思いきや
ボールが風で戻ったせいかGKがクリアしきれぬまま関谷の走りこみを妨害する格好になり湘南がPKを獲得。
しかし風は湘南をも悩ませたか。18分頃、自陣PA左周辺へのロングボールをDFがヘディングでGKへ
返そうとしたところを相手に奪われてそのままゴールを許してしまう。
また、追い風の後半に、50分頃の勝ち越しゴールの2分後に、
またもPA内へのロングボール対処の連携を誤ってPKを与えて再度同点ゴールを許してしまう。

ただし、2失点の場面以外では決定機を許すことなく、特に後半は湘南ペースの試合であった。
50分頃、PA内右で河野がポストとなって外側へはたいたボールは右サイドの選手へ。
その選手があげた速いクロスはファーサイドでジャンプする関谷の頭にぴたりと合って
ボールはキレイにゴール右隅へ吸い込まれた。
また、59分頃にはカウンターの展開で自陣右の磯村が逆サイドへ大きく再度チェンジ。
サイドチェンジ先へ走りこんだ正樹はその勢いのままボールをドリブルでPA内へ持ち込んでGKもかわして決勝点を獲得。

9月から4-1-2-3の布陣を採るベルマーレユースだが、
この布陣の成否のカギは中盤から前の運動量・連動と3の真ん中にあるのはトップチームが示すところ。
3の真ん中・河野はスタメン3試合目だが、鹿島相手にも十分自分の持ち味を出し切ったといっていいだろう。
前線で起点となるだけでなく、シュートにも積極的で守備にも頑張っている。
また、後半再度同点にされた後に果敢なドリブル突破とシュートでチームに勢いづけた吉田も持ち味を出している。
この2人の活躍は、下の学年の選手が持ち味を発揮できるだけのしっかりした土台(ピッチ上ではCB・MF中央)が
しっかりとした3年生と2年生によってチーム内にできつつあるという見方もできるはずだ。



スコアこそ3-2で動かなかったものの、勝利。そして、今大会3連勝。
また、馬入の天然芝でユースの公式戦が行われるようになって3年目だが、その3年目・公式戦6試合目にして初勝利!
(人工芝を含めても公式戦5年ぶりの馬入での勝利!)
4年ぶりにその年最後のホームゲームを笑顔で終えることができたといっていい。

次の試合は予選リーグ最終戦となるアウェイの柏レイソル戦。
22日の日曜日、キックオフは14時、場所はJ1でも使われる柏サッカー場。
1時間早く行われる鹿島対甲府の結果とこの試合の結果によって
Cグループからの決勝T進出2チームが決定する。
あえて今は詳しくは書きませんが、日立台という場所とレイソルというチームは
今のユースチームそしてメンバーの多くにとって力を試される一つの場所、相手であるのは間違いない。
2年前、クラブユース関東2次予選リーグでレイソルに勝利して全国へ進出したという事実も
それを物語っている。
次の日曜日、なんとしてもレイソルを破り、次のステージへ進みたい。


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