ねこばすのGarden日誌/終のすみか編

「とかいなか」に移住した、ねこばす・オケイのGarden&菜園の開拓日誌。

娘のお人形

2011-03-03 15:05:35 | 日々の出来事
昨日から降りだした雪で真白な朝を迎えた。
積もりはしないだろうけど、やっぱり寒いわぁ~。


今日3月3日はひな祭り。

娘のいる我が家なのに、7年ほど前からお雛様を飾っていない。
男雛と女雛だけの簡素なモノなんだけど…

今年こそは納戸から出してきて飾ろうと決心していた…。
でもあっと言う間に月日は過ぎ、気づけば今日がひな祭り。

あぁ~~。
来年こそは…
きっと…

って、来年も同じこと言ってるんだろうなぁ~。


我が家の雛人形をお披露目できなかったので、
代りに、娘が大切にしてくれているお人形を何点かご紹介。

どれも、私の手作り。



「のか」ちゃん(娘が命名)
娘の2歳の誕生日プレゼント用に作ったお人形だ。


この人形の年齢は約20歳と言うことになる。

これまでに2回程、髪と顔と服をリフォームしている。
って、ほぼ全部だけど(笑)

初めは薄いベージュの細い毛糸の髪だった。
服も薄い水色で小花柄のワンピース。
白いレース付きのエプロンをつけていた。
清楚な妖精のような、今とはまったく印象が違っていたっけ。


靴底もリフォームしてて、左右の色が違う…
マジックで名前が書かれているし(汗)

当時2歳の娘はたいそうこの人形を気に入り、いつも遊んでいたっけ。
(乱暴に振り回して、噛んだり、引きずったり…)
小学校に上がる頃には、かなり酷い状態になっていたはず。
「汚くなったし、もう捨てようか」と言っても「ダメ~!」。
ブラブラになった手足を補強したり、
いつのまにか散髪された髪を増やしたり…

ここ数年は、娘のベッドサイドに座りっぱなしで、すっかり埃をかぶっていた。
でも、やっぱり捨てないと言う。

うん。うん。そっか~。



きつねのコンちゃん

これは「コンとあき」という絵本(作・林明子 福音館)に出てくるぬいぐるみ。
何かに作り方が出ていて、頑張って作った。
何歳のかは忘れたけど、5月の誕生日プレゼント用に作り始め、
結局、間に合わなくてクリスマスプレゼントになった。


口に針金が入っていて、開いたり閉じたり出来る。
腕や足もジョイント状になっており、
自由に動かせてなかなか本格的な構造なのだ。


その他の手作り人形たち。
水色のイルカと上の方のセサミキャラ以外は手作り。

ウサギたちは絵本の登場人物がモデル。
赤と青の服を着ているウサギは軍手で作ってある。
茶色の四角いのは、NHKのキャラクター「どーも君」。
これは、娘の夏休みの工作で母娘で一緒に作った思い出が…


思い返せば、私って10年位前までは「手芸バカ」だった。
子どもの頃からモノ作りは大好きで、
母親になってからは子どもの服や保育園のカバン類。
玩具や人形、絵本まで作っていた。

もちろん、今のようにフルタイムで仕事をしていたし、
家事も一人でこなし、おまけに畑を借りて家庭菜園もしていた。
育児だってけっこう手がかかっていたと思う。
学校や子供会の役員もよく引き受けていた。
現在の2倍くらいは忙しかったはず。
いったい、そんな時間がどこにあったんだろう?

まったく、記憶にない。
今の私って、人生最大のナマケモノ期かもしれないなぁ~。

な~んて…
ひな祭りに寄せ、そう遠くない過去を振り返ってみたりした。

コメント (10)
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