ねこばすのGarden日誌/終のすみか編

「とかいなか」に移住した、ねこばす・オケイのGarden&菜園の開拓日誌。

東日本大震災から1週間

2011-03-19 23:02:55 | 日々の出来事
この度の震災で被災された方々には
        心からお見舞い申し上げます。



3月11日 午後2時46分。
あの悪夢のような大震災から1週間がすぎた。
戦後史上最悪の被害を受けた関東、東北地方の「東日本大震災」。
そして、福島原発の大事故という更なる悪夢。
亡くなった人の数が7千人を超え、
いまだ行方のわからない方も1万人以上だとか…。
連日、テレビで報道されている被災地の、
戦場のような映像には言葉も出ない。
原発事故のあった福島では、
放射能汚染を逃れるための避難地域が拡大している。
疲れきった体で、着の身着のままで、
避難所から避難所へ渡り歩いてる方々も膨大な数だ。


大きな被災地には心配するような、親戚も友人も知人もいない。
だけど、心がざわついて落ち着かず、眠れない日もあった。
一日中続く、テレビ報道の悲惨な光景に目をそらせず漠然と見続ける。
ほとんど震災の影響がなく暮らせる自分が申し訳なくて、
休日に予定していた映画やショッピングにも行かず、
家にいたところで何も手につかず、ブログも更新できずにいた。


3~4日後…
今度は東海地方の静岡県が震源地の大きな地震がおきた。
ここには大切な友人家族が暮らしている。
テレビ報道で、震度が大きかったわりには被害も少なかったことを知った。
だけど、友人の安否を確認せずにいられない。
非常識だけど、おもわずメールをしてしまった。
幸いにも無事を確認。



この1週間、いろんなことを考えた。

もし、我が街にも同じような震災がおきたら…

ふだんは海を意識して暮らすことはないが、
私の住む町は海岸にわりと近い。
10m級の津波がくれば、十分被災する距離にある。
幸い、平地なので土砂崩れの心配はない。
福井県と石川県には原発がある。
離れてはいるが我が家はちょうど真ん中あたりに位置している。


今回のように、平日の昼間に大地震が起きたら…。

我が家は家族がバラバラで行動している。
災害時は携帯がまったく繋がらないことがわかった。
どうやって安否を確認しあうのか…
それぞれが歩いてでも自宅に戻るしかないだろうな。
家で留守番の猫のカイはどうなる?
きっとどこかに隠れているだろう。
もし、窓やドアが開いてしまったら、外に逃げていくんだろうな。

別の街に暮らす長男夫婦のことも気がかりだ。
息子夫婦は、先日部屋数の多いアパートに引っ越したばかり。
住所はわかってるけど、まだ訪ねたことがない。


大きな被災を受けなくても、ライフラインが止まってしまったら…。

関東に住む、tokotoko♩さんやすのさん、ひみにゃんさんが、
それぞれのブログで体験談を綴って下さった。
経験者のお話しは何よりも貴重で参考になる。



ふだんから当たり前のように、水や電気を使っている生活。
それが、どんなにありがたいことなのかを、改めて気づかされる。



被災者のみなさんに何かしてあげたい…

私なりにいろいろ調べてみたけれど、今はまだ待機するしかなさそう。
でも、義援金や献血など、とりあえず出来ることもある。
物資の提供は、確実に被災地に届くルートの確保が先決。
それよりも、こちらに避難してきた方々への支援の方が協力しやすいかもしれない。





世の中は自粛ムード。
同じ日本人なら当分、心から笑える気持ちになどなれないだろう。
だけど、こんな時こそ無理してでも笑って元気にならないと。
まずは、被災していない私たちが元気になって、
被災した人たちを力一杯、元気一杯、応援する!
絶対、復興できると信じて、出来ることを応援する!





今年は寒くて厳しい冬を過ごした日本。
被災地では、まだまだ寒さは続いているけれど、
それでも春は絶対やってくる。
津波で何もかもさらわれてしまった土地にも、
きっと花が咲く日がやってくるはず。



被災されたすべての皆さまへ

この大きな悲しみと苦しみが和らいで、
心やすらかに笑える日が一日でも早く訪れますように…。

コメント (8)
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