キャンプ猫、カイ！

海辺でキャンプの番外編です。
我が家のキャンプには必ず飼い猫のカイを連れて行く。
もう５～６回は同行しているはず。
キャンプ場に犬を連れてきている人はよく見かけるが、猫はあまり見かけない。
本来、猫という生き物は自分のテリトリー以外に行くことはないし、乗り物だって大嫌いだ。
我が家のカイだって同じ。いくら飼い主と一緒だって、キャンプになんか行きたい訳がない。
だったら、何故連れていくのか…。
カイは夜になっても私たち夫婦が両人ともいないとストレスで大暴れをする。
どちらか一人でもいれば、大丈夫なんだけど…。
飼い主が好きだから…というのではなく、いつもと違う状況に我慢できないようだ。
日中は私たちがいなくても全然平気なのにね～。
それで、試しに連れて行ってみたら、最初は車の中で「ミャオ～！ミャオ～！」と悲痛な声で泣いたりしたが、
慣れてしまえば大人しくしている。車酔いをする様子もない。
それからは、キャンプにはカイも同行が当たり前になってしまった。


テントの中のカイ。
キャンプ場では、昼の明るい内はテントの中に隠れて絶対に出てこない。
ひたすら、シェラフや荷物の下に隠れて寝ている。
まあ、家でも昼間はほとんど寝ているんだけど…。
そして、夕方が近づくと…


こっそり、外の様子を伺っている。


おそる、おそる出てきて、あたりに警戒警報発令中だ。


まずは、自分ちのテントサイトをチェック＆パトロール！


居室にしているタープの中でゲームに夢中の娘にピタリとひっつきながらも、
外を見張っている。


辺りが暗くなってくる頃には、ネコパワー全開！
違うところにもパトロールに連れて行けとミャーミャー、騒ぎ出す。


おっ？木の上に怪しい奴発見か？
ただの爪研ぎだったりして…。

そんなこんなで、夜は私たちと一緒にほとんどを外で過ごす。
焚火の側にも平気で近づいてくるし…。お主、本当に獣なのか？
リードをつけて散歩に連れ出すと、キャンプ場内はもちろん、海の側までも行ったり、
あちらこちらと元気に歩き回る。


帰りの車の中。
ゲージの中でひたすらグーグー寝てました。
カイ、お疲れさま。そしてごめんね。
家に帰ったら、またいつもの生活が待ってるからね～。