岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《森本 良信編》

2013-03-14 10:32:26 | 工芸
皆さん、おはようございます。
今朝の岐阜は、青空が広がっていますがとても強い風が吹いています。

さて、先週末から開催致しております「焼〆展」も中日を迎え、後半戦へと突入です。
是非、今週末は人気陶芸家6名のそれぞれの個性が出た6者6様の焼締作品による“競演”をご高覧下さい。

 先週は、まだ3分咲だった梅林公園もちょうど見頃を迎えていますよ。

では、今日も現在開催中の「焼〆展」【~17日()】から、「私の一押し作品」として選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介する作品は、「焼〆展」ではお馴染みである森本 良信さんの昨年新たに築かれた穴窯による“新作群”です!!
新窯の調子も良く秀逸揃いでしたが、取分けヌメッとしたという表現がピッタリな緋襷作品は、今展でも多くの愛好家の方々の“眼”を唸らせています・・・。

先ずは、緋襷と黄胡麻が織り成す素晴らしい景色が、蕪形の器形と合わさり圧倒的な存在感を放つ、



   

 森本 良信 作 「備前緋襷蕪花生」 H24.4×D21.0cm・・・・・¥157,500-

次に、胡麻が口縁部に流れ落ちるがの如く彩り“趣”のある景色に仕上がった、



   森本 良信 作 「備前茶碗」 H 7.8×D12.0cm・・・・・¥94,500-

続いて、森本さんの代名詞的作品となっている伊部作品。漆黒の器肌に豪快に流れ落ちる黄胡麻の景色が圧巻です。



   森本 良信 作 「伊部徳利」 H14.6×D 9.0cm・・・・・¥52,500-

最後は、酒を含ませた時にきっと素晴らしい景色を見せてくれるだろう緋襷の酒器揃。 色・艶・肌さわりなど、申し分なしの逸品です!!



   森本 良信 作 「備前緋襷徳利」 H13.6×D 8.5cm・・・・・¥47,250-

   森本 良信 作 「備前緋襷酒呑」 H 4.8×D 6.6cm・・・・・(売約済

森本 良信 (もりもと よしのぶ)

1976年 岡山県に生まれる 1996年 備前陶芸センターを修了 備前焼作家 畝尾典秀を経て、造形作家 安倍安人に師事
2004年 東京・備前焼ギャラリー青山にて初個展(以後、毎年開催) 2009年 愛媛・ギャラリーラボにて個展開催 
2010年 岡山・天満屋にて個展 岡山・明日香画廊にて個展 2011年 岐阜 画廊文錦堂にて個展 2012年 牛窓町寒風に移転し、穴窯を築窯

個展・グループ展を中心に活動する。

明日は、「新 学 編」です。 乞うご期待!!
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☆私の一押し作品《小島 陽介編》☆

2013-03-13 09:23:09 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は朝から曇り空が広がり、夕方からはが降り出すあいにくの天気となりました。
そんな天気にもかかわらず小島 陽介さんが終日在廊下さり、また瀬戸の深見 文紀さんも遊びに来てくれたりで賑やかな1日となりました。

では、今日も「私の一押し作品」として選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います。
今日は、昨日ご紹介致した小山 厚子さんと共に今展から新たに「焼〆展」のメンバーに加わった、小島 陽介さんの作品をご紹介致します!!
今展では、陽介さんの「今回は焼〆展ということで特に気合が入りました!」という意気込みが伝わってくるほど、変化に富んだ作品が出展されました。
力強い造形と緑色のビードロ釉が荒々しく器面を流れる絶妙の景色を見せる陽介さんの新作群は、多くの来場者の目を楽しませています・・・。

先ずは、会場で一際存在感を放つDM掲載作品から、



   

 小島 陽介 作 「伊賀壺」 H33.0×D31.0cm・・・・・¥189,000-

続いて、焦げとビードロ釉が織り成す景色が圧巻な、



   小島 陽介 作 「伊賀茶碗」 H 8.0×D11.0cm・・・・・¥73,500-

最後は、“酒豪”?の陽介さんにしては小ぶりな酒器揃、



   小島 陽介 作 「伊賀瓢徳利」 H10.6×D 8.8cm・・・・・(売約済

   小島 陽介 作 「伊賀ぐい呑」 H 4.8×D 5,2cm・・・・・¥12,600-

小島 陽介 (こじま ようすけ)

1976年 三重県阿山町に生まれる 1995年 上野工業高等学校建築科卒業 1997年 父・小島 憲二に師事、伊賀にて作陶 2003年 独立、築窯

全国各地にて、個展・グループ展を中心に活動する


明日は、「森本 良信 編」です。 乞うご期待!!




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☆私の一押し作品《小山 厚子編》☆

2013-03-12 14:28:25 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、先週末のポカポカ陽気が戻ってきたかのように温かな1日となっています。

さて、皆さんお待ちかね、今回も現在開催中の「焼〆展」の出展作品の中から「私の一押し作品」として選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います。
今日は、今メンバー最年少である小山 厚子さんの作品をご紹介致します!!「厚子さんの作品を見てみたい。」と、多くの声を頂戴し今展初登場です。

ゆっくりとした回転の轆轤で、土のなりたい形を探りながら挽きあげられた器形は、左右非対称の揺らぎを持ち独特の作風となります。
川喜田 半泥子を心酔する厚子さんによって生み出される作品からは、素朴ながらも味わい深さを感じます・・・。

先ずは、カセ胡麻の景色が素晴らしいDM掲載作品から、



   小山 厚子 作 「備前壺」 H17.6×D19.0cm・・・・・¥73,500-

続いて、黄胡麻が豪快に流れ落ちて圧巻の景色を見せる、



   小山 厚子 作 「備前茶碗」 H 7.4×D12.2cm・・・・・¥68,250-

最後は、歪んだ器形が何とも愛くるしい小ぶりな酒器揃、



   小山 厚子 作 「備前徳利」 H 9.6×D 7.8cm・・・・・¥21,000-

   小山 厚子 作 「備前緋襷ぐい呑」 H 4.5×D 4.6cm・・・・・(売約済

小山 厚子 (こやま あつこ)

1978年、小山 末廣の次女として岡山県に生まれる 2000年、陶芸を志す 2003年、ギャラリー砂山(日本橋)に父娘展(以後毎年開催)
2012年、日本橋三越にて個展開催

明日は、「小島 陽介 編」です。 乞うご期待!!
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「焼〆展」会場奥風景!!

2013-03-11 10:21:32 | 工芸
未曾有の大震災から2年が経ちました・・・。
東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福を改めてお祈り致しますとともに、被災地の方々へ心よりお見舞い申し上げます。
1日も早い復興を切に願っております。(祈)

皆さん、おはようございます。

週明けとなる今日の岐阜は、青空が広がっていますが風が冷たく寒い1日となっています。
ポカポカ陽気だった先週末と比べると10℃近く気温差が有り、体調管理が難しくなっています。皆さんも十分にお気を付け下さい。

さて、9日(土)から始まりました、本年度文錦堂企画展第三弾となる「焼〆展」 【~17日()】ですが、6者6様の“個性”がぶつかり合う素晴らしい競演内容となっています。

次号の「炎芸術」でも信楽・伊賀特集が組まれるなど、土と炎が生み出す“美” 焼締め陶 に改めてスポットライトが当たろうとしています・・・。
今展出品作家の新 学さんや小島 陽介さん、渡辺 愛子さんもしっかりと取り上げられていますので是非、お楽しみに!!

本日11日(月)20:00~より、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも出品作品を順次掲載させて頂く予定ですので、そちらの方でもお楽しみ下さい。

それでは、昨日に引続き「焼〆展」の会場風景をご紹介致します。



先ずは、近年活躍が目覚ましい新 学さんの伊賀鎬(しのぎ)作品から。大胆に刳り貫き、削り出された作風は、今展でも大人気です。



会場奥正面は、「焼〆展」初出品となる細川 護光先生の地元 熊本の土を活かした焼締めによる新作群が並びます。



 コーナーには、DMにも掲載した小島 陽介さんの「伊賀壺」が存在感を放ちます。

続いて、伊賀の元気印 渡辺 愛子さんによる穴窯ならではの魅力が存分に発揮された新作群が並びます。 



最後は、出品作家の酒器が一堂に並ぶ「酒器」コーナー。今展でも多くの酒器党の方々が、この前で真剣に悩まれていました。(笑)



明日からは、多くのお客様方から大好評頂いております「私の一押し作品!!」を作家別にご紹介していきたいと思います。 乞うご期待!!
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「土と炎の美 焼〆展」開幕です!!

2013-03-10 16:56:21 | 工芸
皆さん、こんにちは。

本年度文錦堂企画展第三弾となる「焼〆展」 【3月 9日(土)~17日()】が、いよいよ始まりました。
天候にも恵まれた初日の昨日は、出品作家の新 学さん、小島 陽介さんが在廊して下さったお陰もあって、県内外から多くの方々がご来廊下さり、閉店時までお客様が途切れることがありませんでした・・・。本当に多くのお客様にご来廊賜わり、誠に有難うございました。厚く御礼申し上げます。
出品作家それぞれの個性が出た6者6様の焼締作品の“競演”に、多くの来場者から「予想以上に見応えがあった」との声を頂くことが出来ました!!

 新 学さんと小島 陽介さん。

明日11日(月)20:00~より、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも出品作品を順次掲載させて頂く予定ですので、そちらの方でもお楽しみ下さい。

それでは、「焼〆展」の会場風景をご紹介致します。先ずは、今展から新たに「焼〆展」のメンバーに加わったお二方の作品が並ぶコーナーから、





入口正面は、出品作家最年少の小山 厚子さんの作品が並びます。 今展でも、左右非対称の揺らぎを持った厚子さんの独特の作風が話題を呼びました。



床の間には、厚子さんの酒器も並びます。軸は、文化功労者・日本芸術院会員であられる 中路 融人画伯(1933~ )が描いた「湖北早春」。

次に、小島 陽介さんの今展への意気込みが伝わってくるような新作群が並びます。薪窯ならではの窯変による景色が見事です。



続いて、森本 良信さんの昨年新たに築いた穴窯による新作群が並びます。ねっとりとした質感は圧巻です!!



また、夕方には瑞浪市土岐町で黄瀬戸作品を中心に作陶活動をされている太田 梁さんもご来廊下さり、桃山時代の本歌の陶片を持ってきて下さったお客様と共に大勉強会となりました・・・。いやぁ~ホント勉強になりました。

 黄瀬戸の陶片。じわっと滲むような油揚げ手の器肌と緑のタンパンなど、陶片でも魅力たっぷり。

明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。乞うご期待!!
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