岐阜の画廊 文錦堂

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「MINO展 2014」私の一押し作品!!/鈴木 徹 編

2014-02-13 12:27:41 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も朝からお客様と楽しく陶芸談議に “花” を咲かせています。 やはり共通の趣味を持つ者同士、話題が尽きません。(笑)

さて、早いもので 8日(土)から始まりました、本年度文錦堂企画展第二弾!! 「MINO展 2014」 【 ~16日()】も、いよいよ終盤戦へと突入です。

それでは、今日も現在開催中の「MINO展 2014」の出品作品の中から「私の一押し作品」として選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介する作家は、個展や「グループ展」などの関係で2年ぶりの「MINO展」出展となった鈴木 徹さんの新作です。
“泥刷毛目”の技法を用いた力強い独自の緑釉作品は、今展でも多くの来場者の眼を惹きつけています。

先ずは、古瀬戸の様な趣を漂わせる「黒釉」の花入から。 初めて眼にされた方も多く、今展でも話題の1点となりました。



   鈴木 徹 作 「黒釉花入」 H20.0×D10.4cm・・・・・¥126,000-

 鉄釉が織り成す黒の釉肌に侘助椿が良く映えます。

続いて、破調の美を思わせるような荒々しい器肌に藍と緑の釉薬によるコントラストが映える



   鈴木 徹 作 「藍緑釉茶碗」 H 9.5×D12.0cm・・・・・¥189,000-

最後は、変化に富んだ緑の色彩が美しい「酒器」を。



   鈴木 徹 作 「緑釉徳利」 H 14.0×D 9.0cm・・・・・¥37,800-



   鈴木 徹 作 「藍緑釉酒呑」 H 4.8×D 6.5cm・・・・・(売約済



   鈴木 徹 作 「緑釉酒呑」 H 4.6×D 6.2cm・・・・・(売約済

鈴木 徹 (すずき てつ)

1964年 志野焼 人間国宝 鈴木 蔵の長男として岐阜県多治見市に生まれる 1987年 龍谷大学文学部史学科卒業 1988年 京都府陶工職業訓練校成形科卒業 
1991年日本伝統工芸展初入選 以降19回入選 1997年 日本工芸会正会員となる 2001年 第32回東海伝統工芸展「東海伝統工芸賞」受賞
2005年 第一回菊池ビエンナーレ「大賞」受賞 NHK 器夢工房“淡く濃く緑映えて”が放映される 2007年 東美アートフェア「緑の形象 鈴木徹展」
2009年第三回菊池ビエンナーレ「奨励賞」受賞 2013年 伝統文化ポーラ奨励賞受賞

明日は、「池西 剛 編」です。 乞うご期待!!
コメント
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