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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

人間社会は自然災害に脆いね

2014年02月18日 | バラ日記

自然災害というものは本当に怖い。予期せぬ時に予期せぬ規模で襲ってくる。地震・津波・台風・豪雪・豪雨・洪水・土砂災害・竜巻・噴火…。そしていつも現代社会の自然災害への脆さも痛感する。とりわけ電気というエネルギーによって構成される社会生活の脆さに愕然とする。

今回の豪雪で数日家に閉じ込められたが、一番困ったのは短時間ではあるものの数回おこった停電だ。電気を失うと一気に生活がストップしてしまう。

照明の無い暗闇は恐怖さへ感じるし、暖房も冷房も給湯も調理もトイレも、およそ生活するうえで欠くことが出来ない生活必需の全てと言えるほど電力によって成り立っている。例えば我が家の暖房だが、主暖房は灯油の輻射クリーンヒーターを使っており、副暖房として電気によるエアコンを使っている。電気が止まっても灯油があればと考えがちだが、灯油が熱源でも点火やサーモなどのシステムは電気だから停電すると灯油暖房も使えなくなる。

災害対策として食品などの備蓄はある程度行っているが、その備蓄食料の殆どが湯煎やレンじや煮炊きや炒めなど熱(つまり電力)を必要とする。温め無しで食べられる非常食は缶詰入りの乾パンか缶詰類だけだった。はっきりいって不味い。

電力の次に欠かせない文明の利器は車だ。都会ならともかく田舎、例えばこの伊豆高原では車無しの生活は困難だ。マイカーに乗れなくてもバスやタクシーや鉄道が動いていれば生活は可能だが、交通機関が止まれば4~5日で生活不能に陥ってしまう。

この豪雪で伊豆高原も一時孤立状態に陥ったが、幸い、2~3日で車を動かせるようになった。たった2~3日でも不都合なことが次々とおこるのだから、一週間も孤立状態に陥ったら高齢者のリゾート地は大変な事になるだろう。もっとも孤立化のリスクは都心でも同じかもしれないが。文明の機器による便利な生活を享受している人間は、わずか百年前の生活に戻る事さえも出来ないだろう。

もう何日店を閉めただろうか。駐車場広すぎて雪かき出来ない。明日も雪が降るみたいだ。今月は売上半減だね。たっぷり休めるけど一日中ソファに座ってTVかPCか本・・・つまり動かないでビールなどは飲むのだからメタボが一気に進行してしまった。ジーパンサイズがまた一つ増えてしまった。