7月6日(水曜日)小清水原生花園⇒オシンコシンの滝⇒知床観光船⇒知床プリンスホテルなみ季泊
佑太朗も一緒に泊まる。
ホテル網走湖荘を10時出発・全てがゆっくりとしたスケジュールを組んであるので家内にも無理が無い。最初の目的地の小清水原生花園には30分ほどのドライブだ。
小清水原生花園には単線に小さなログハウス風の駅がある。れっきとしたJRの駅である。乗降客は観光客だけだから、駅長さんも係の人もホスピタリテイー万全でハッピースマイルで迎えてくれる。広大な湿原に野生の花園。黒ユリが見たかったんだけど一カ月遅かった。
黒百合の歌って知ってる?黒百合は恋の花、愛する人に捧げれば、二人はいつかは結ばれる・・・「君の名は」で使われた「黒百合の花」は、アイヌの伝説に拠るんだって。聴きたい?
http://www.youtube.com/watch?v=iAYSuzcvjaQ
ハマナスがたくさん咲いている。ハマナスはモダンローズの原種として有名だ。ハイブリッド・ルゴサ系のバラの殆どはハマナスから生まれているはず。いい香りだね。
次に向かうのはオシンコシンの滝。ゴーゴーと音を立て水しぶきをあげる大きな滝だ。そしていよいよ知床へ。網走から2時間半のドライブだった。
知床に入り孫との待ち合わせ場所へ。そろそろ表れるんじゃないかなぁ。孫の姿を求めてみんなキョロキョロしてる。あっ!来た~!自転車に乗った若者が颯爽と現れる。
「やぁ、おじいちゃん!」 おぅ、元気だったか?じゃ、お昼でも食べようか。
お昼を食べながら積もる話に花が咲く。ま、元気でいるのが何よりだ。180センチ60キロ、鼻筋通ったイケメン草食系の孫だ。さぞや女の子にもてるんだろうなぁ。だけど、そっちの方は全く興味が無いみたいで、話題はいつも鳥とか動物の話。典型的な草食系男の子って感じ。ま、健康的ではあるがちょっと心配でもある。
旅行のハイライトのひとつ、知床のクルージングだ。観光船で知床を海から見る2時間半のクルージングだ。船員さんが二人がかりで車椅子の家内をタラップを上って乗船させてくれる。船内は快適、北海道知床の地ビールを楽しみながら知床の雄大な景色を楽しむ。時々海岸線にヒグマの姿が見えるそうだが、今日はお出ましにならなかった。冬の流氷クルーズにも行ってみたいなぁ。
今夜の宿は、知床プリンスホテル・なみ季。もちろん完全バリアフリーの部屋だから家内の安全は問題なし。夕食はまたもやカニ・エビ・ホタテ・イクラ・ウニなどが並ぶのだけど、チョイスで選んだのは
メンメ!
東京ではキンキっていうんだけど、脂ののった超高級魚ね。東京の小料理屋でキンキの焼き魚を注文すると、小ぶりのものでも3000円はする代物。大ぶりのメンメの半身が大皿にド~~~ン。まずは香りを楽しんで…うぅぅ…脂が乗ってる。箸を入れ、まずは一口…
う、う、う…言葉が無い…口中に上品な脂とキンキ特有の香りが充満して…ゆっくりと味わい…
あぁ、至福の一瞬。続いてサッポロ生をグビ~~~、
う、う、旨ぁぁぁぁい!
堪りましぇ~~~~ん
たいらげた後の写真で済みません。
この後で、本当なら骨と皮に熱湯をかけると飛びきりのスープが出来るんだけど…もったいないなぁ。
(羅臼にはライダーハウスが多いのです)
でも5月に峠が抜けられるのは雪の為通行止め、この10年で2回位です
原生花園の8月も草原が漂ってるだけ、やはり花を見るなら6月でしょうか?
美味しいものを戴いて、観光船に乗って知床めぐり、奥様もさぞかしお喜びだったのではと思います
僕も一人旅でなくたまにはママをお誘い致しましょう、彼女にはまだ行った事ない未知の
北海道があるはずです
今は自然研究に夢中だから、女の子は二の次という事でしょうかねぇ(笑)