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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

北海道旅行 1

2011年07月22日 | バラ日記

娘から電話 「お父さん、体の調子悪いの?」

ん?別に・・・何で?

「だって、ブログ、ずっと更新してないから、体の具合が悪いのかと思って・・・」

なに、単に面倒くさくなっちゃっただけだよ。 

そうだ、北海道旅行の顛末を報告しなくっちゃ。で、遅ればせながら旅のワンシーンをアップしちゃいます。

7月4日(月曜日)羽田エクセル東急ホテルに前泊

朝のシャワー、着替え、食事、トイレなどなど、準備に2時間はかかるし、車椅子での移動も十分な時間配慮が必要、それに羽田までの車の時間が読めない・・・で、安全を見て前日は羽田のホテルに泊まることになった。

留守番のジローの餌の準備、戸締り、エアコンの設定、手荷物の確認、お薬の確認・・・準備OK!シュッパ~ツ! ジローが不安そうな顔で玄関まで見送りに来る。ごめんね、ジロチャン、五日間の辛抱だかんね。ゴハン用意してあるしー、出入り自由だしー、オネエチャンも毎日様子を見に来てくれるしー、エアコンもついてるしー、北海道のお土産買ってくるかんね、じゃね。

「アレ?ドコカニイッチャウノ?オレヒトリオイテ?ザケンナヨ、グレチャウカラネ」

伊豆高原から羽田までは順調だった。スイスイと羽田まで2時間。浮島のパーキングに車を預けて、マイクロでホテルまで。飛行機の駐機場に隣接している部屋だから、すぐ目の前にでっかい飛行機が数機。乗降客の姿も見えるし、離陸着陸も目の前だ。部屋の窓から飽きもせず、ずっと飛行機を見つめ続ける家内。何を思っているのだろうかなぁ。元気なころ、あちこち旅行に行った事など思い出しているのだろうか。快適な部屋だったけど、二人とも興奮して眠れなかった。

7月5日(火曜日) 羽田⇒JAL1189便・12:05⇒女満別⇒網走監獄博物館⇒オホーツク流氷館⇒ホテル網走湖荘泊

羽田で上の娘と合流、早速チェックインだ。JTBからの手配で、専用チェックインカウンターでチェックイン。家内を気遣い、あれこれと気を配ってくれるJALの職員に感謝。今までのところ、車椅子での移動に何の問題も起こらなかった。Jクラスのシートは快適だし、六年ぶりの空の旅に家内も少し興奮しているようだ。

 飛行機の窓から外をじっと見つめる家内の横顔を見ていると、あぁ、思い切って旅に出て良かったとつくづく思う。君はいつまでも少女だね。北海道旅行も楽しいだろうけど、君とこうした時間を過ごせるのが幸せなんだ。 女満別空港に降り立ち、レンタカーのプリウスに乗る。静かだねえ。音がまったく聞こえないよ。エンジンかかってるのかねぇ。カーナビの指示に従って、今日の行程は、網走監獄とオホーツク流氷館だ。

オホーツク流氷館。氷の世界ね。寒~~~い、しばれる~~~。流氷は本物だよ、でもキツネは剥製ね。

なんて言ったっけ?宇宙人みたいなちっちゃな生き物。

オコゼの赤ちゃんみたいな魚、これ、カッワイ~~~

北海道らしい雄大な自然の中をドライブする間もなく、網走監獄に到着。明治から昭和初期のころの監獄だね。ここ、二回目だなぁ。ここに入れられた受刑者は悲惨だったろうなぁ。冬は零下数十℃。空調なし、三畳ほどの独房の列。錠前が重々しい。この監獄から数回も脱走を繰り返した猛者の話しは痛快だった。この時代に生まれなくて良かったね。今の刑務所は空調完備、水洗トイレ、TV観賞、レクレーション、読書、趣味、栄養に配慮した食事・・・刑務所で安心の老後をおくりたい希望者が後を絶たないそうだ。

「オトウサン、カエロウヨ」 何で? 「コワイ・・・」

今日の宿は網走湖畔に立つホテル網走湖荘。部屋の目の前の湖を月光が照らしている。なんとも美しい光景だ。暗闇の湖が青白く光る幽玄の光景。

夕食は北海道の食材がずらり。毛ガニ・焼きタラバ、ウニ、イクラ、ホタテ、刺身・・・カニを食べている時って無言の時間だよね。ひたすら殻を割り食らいつくって感じね。カニ味噌も美味しいねぇ。ビールも旨いねぇ。満腹満腹!あっ!お料理の写真を撮るの忘れてた!

明日は知床だよ。


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5 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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よかった (長女)
2011-07-22 11:19:32
blogの更新がずっとなかったから、旅行疲れで具合が悪くなったのかと心配しましたよ(笑)
キンキ、むこうではメンメと呼んでいましたが美味しかったですねぇ。
またblogの続きを期待してます
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Unknown (チーママ)
2011-07-22 21:01:29
私も良かった!!
同じく旅疲れで体調がすぐれないのかしら?と思っていましたから(^^;;
旅は良いです。去年から、実家の両親を連れて、弟とママちんとで旅行に行きます。さすがに87歳になって少々生活に不安が出てきた父が、旅行に行くと良く食べるし、スタスタ歩くし、表情もきらきらするようです。やっぱり生活に刺激がある方が、良いようですね。
去年は四国と北海道。今月末は沖縄ですって。
出かけられるうちに、どんどん想い出いっぱいにして欲しいと思っています。今までがんばってきたのですもの。
奥様も、ジローさんと娘さんとの家族旅行を、心から楽しんだのではないでしょうか。とても良いお顔をしていらっしゃいますよ(^^)
どうかまた、連れて行って差し上げてくださいね。
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小さいのは「クリオネ」だと思いますよ! (しいたけ)
2011-07-23 03:04:48
毎年行ってる貧乏ツーリングと違って超豪華旅を楽しまれたんですね
大きな羽田空港の駐車場車を乗り入れ車椅子の奥様を女満別行きのゲートまで案内、搭乗するなんて
すばらしいです!

(仕事で羽田へ行きますがいつも指定の駐車場に入れられずに昭和島方面でUターンなんです)

美味しいものを食べて、ちゃんとしたホテルに泊り、観光名所を巡るなんてやった事がありません

(ママが憧れている旅ですよ)

香ばしい焼きタラバ、脂の乗った焼きキンキ、ケガニ、ホタテ&ウニとくれば勿論ビールは
サッポロでしょうね!
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チーママさんへ (ジロー)
2011-07-24 15:40:20
ご両親ともご健在で何よりです。今年は沖縄ですか、いいなぁ。87歳のお父上が旅に出ると目が輝いて食欲が出る。これはもう何度でも旅に出なくっちゃ。ご両親とも足腰はだいじょぶですか?
亡くなった両親と私達夫婦で沖縄に旅行したのは10年くらい前の事でした。思い出します。
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たけちゃんへ (ジロー)
2011-07-24 15:44:07
お仕着せの旅行パターンです。安全と安心ではありますが、あまりワイルドではありません。北海道の一本道を豪快にバイクでぶっとばし、夜はライダーハウスで若い者を前に一席ぶってヒンシュクを買い、スルメをかじりながらサッポロビールをグイと飲る。これぞ男の旅ですな。
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