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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

天空のレストラン「ペンション・エルブルズ」

2014年07月08日 | バラ日記

原点復帰のコンセプト「シングルモルトと音楽と大人の夜時間」をどう表現するか…。思いを表現する店として内装替えを目論んだんだけど、なにせ時間も余裕もお金も足りないきりっきりだからさ、これで精一杯ってところでチョン。その精一杯を効果的に表現しアピールするには、画像とコピー力とデザイン力で決まっちゃうでしょ。

パンフのデザインは「大人の夜時間」っていうコピーとデザインが気に入って最初のパンフを依頼した浜松のデザイン事務所(八十八デザイン)に再依頼する事は決めていたけど、コンセプトを表現出来る画像が欠かせない。そうかといってプロの写真家に依頼出来るほどの予算の余裕も無いし…え~い面倒だ、バカチョンで自分が撮影しちゃおうかなんてアホな考えが頭をよぎったけど、自分のセンスの無さは自分がよ~く判っているし。

そこへ突然現れた救世主!
少し前に娘が参加した伊豆急のフォト撮影教室で、すっかり娘と意気投合したお一人の女性。で、その方がJIRO'sにご来店した折、セッションや店の雰囲気を何枚かのショット画像に収められたのよ。もちろんフォト教室参加の生徒さんだからプロの写真家ではないのだけど、何枚かのショット画像を見て一発で気に入っちゃったんだよね。いわゆる普通の写真の撮り方じゃなくて、なんていうのかなぁ、ともかく表現力があるのさ。で、早速、僕の想いを表現する為の撮影をお願いしたって訳。

画像 by ogishima

前置きが長すぎでスミマセン。
店の撮影を依頼した女性のご主人は白田にある「ペンション・エルブルズ」のオーナーシェフ。夫婦で経営するペンション・エルブルズは白田の国道口から山道を車で30分ほど登った天城ハイランドという別荘地にあるペンションだ。
娘の話では、このペンション、天城のパノラマ絶景を満喫出来るロケーションで、野生のシカがお出迎えする天城の自然の真っ只中。しかもオーナーシェフの料理の腕は一流だから、一押しのレストランだとの事。で、早速カミサンも一緒に家族でランチしにいくことになったのよ。

伊豆高原から片瀬白田までは車で約30分、白田口から一車線の細い道がくねくね続く山道をひたすら登っていく。結構急な登り道だし車道の脇は崖。昼なお暗き杉が生い茂る羊腸の小径って感じの道なのよ。道案内の標識もほとんど無いから、始めていく人は迷っちゃうだろうなぁ。一抹の不安を感じながらようやく現れたいくつかのペンションが集まる一角。早速一頭の野生鹿が出迎えてくれた。おや、お客さんか?という風な感じでポカンと我々を見ている。逃げる様子も無い。

「ペンション・エルブルス」のアプローチには十段ほどの階段があるからバリアフリーではない。で、ペンションのオーナー夫妻の手を借りてゆっくりと階段を上がり、ダイニングルームのテーブルに着く。張出のベイウインドウに囲まれたテーブルからは目前に天城連山を見渡せる。お~、超絶景だぁ!怪しい雲行きの日であったが、天城の自然が目前のスケール感は圧倒的だ。

「ペンション・エルブス」は天城の奥座敷にある「天空のレストラン」だ。

少々長くなったので肝心のお料理の話は次回にね。

画像は「ペンション・エルブルズ」のHPと「イノシカ日記」ブログから拝借しました。

http://www.elburz.jp/