ふ…なんか、このタイトル、論文のテーマみたいだな。
でね、老化現象がどう店の営業に影響しているかというと…頭・目・耳・手・足・腰・五感の全てが影響するんだけど、営業上特に困るのが「目」「耳」「頭」の三つ。
まずは「目」
一番困るのが伝票の確認だ。伝票には年月日・テーブル№・客数・品名・数量・価格などの情報が記載されているんだけど、小さなサイズの伝票に書きこまれている文字は当然小さいでしょ。フォントの大きさは9とか10位かな。おまけにBarの照明なんだから小さな文字は尚見えないのよ。眼鏡を外して、えっと…なんてセリフ呟きながら焦点を合わそうと伝票を遠ざけたり近づけたり…そう、老眼の例のアクションをやるのよ。でも良く見えないから眼鏡を外す…う~~ん??? これじゃ会計を待つお客様はイライラするよね。
お次は「耳」
40歳台の頃にかかった急性難聴のお蔭で右耳はほぼ聞こえないんだ。日常ではあまり困らないけど、小さな声で右側から話されると良く聞こえないのさ。だから無意識のうちに左耳で音を聴こうとするから、話をする人の方へ左耳を寄せようとしてしまうんだ。おまけにオーデイオからは高めの音量のJazzが流れてくる。生バンドのライブの時はもっと音量がでかいでしょ。そんな時にカウンターの向こうのお客様から注文が入ると、カウンター越しに身を乗り出して左耳を寄せて「は?ハ?ん?」
このバーテンさん耳が遠いらしいけど大丈夫かねぇ… なんて思われちゃうのよ。
そして「頭」ね
これはもう、ボケ・物忘れ・どアナログ・理解力低下。お客様との会話で時折トンチンカンを言ってしまう。お客様の名前が出てこない。会話に登場する人物の名前とか地名とか物の名前が「えっと、エッと...」。レジのシステムなんか未だに覚えられないし、カクテルのレシピもど忘れ。
どーーーすんのよ